カシオペアが上野に到着したのは9時25分。すたこらさっさと山手線にお乗り換え・・・っというわけではなく、13番線に到着したカシオペアの姿が見えなくなるまでお見送り。先頭のEF510がバック運転。尾久車両センターに回送され、シーツや枕カバー、寝巻をお取替え。今夜の出発に備え、各客室の清掃。タオルなどのアメニティーグッズ配備。食堂車も、材料調達。札幌発の場合は、苗穂車両所で出発の準備。
今、北海道行きの寝台車に乗りたいと思っても、もう1本も走っていません。昭和63(1988)年3月13日青函トンネル開通。当初、上下2本ずつ。多客時は臨時して上下1本追加。札幌行きは北斗星1・3・5号、上野行きは2・4・6号もあったのに・・・。
青函トンネルは新幹線用のレールと、在来線用のレール、3本が敷かれてあって、JR貨物は交流2万5千ボルトに対応するEH800機関車が在来線用のレールで牽引、E5系やH5系の新幹線は新幹線用レールで交流2万5千ボルト。そのため、はやぶさと、JR貨物とのすれ違いは可能になり、新幹線が280キロで飛ばすと、風圧により貨物列車とすれ違うと転倒してしまう。青函トンネルは140キロに減速しているので、スーパー白鳥時代とほぼ同じくらい。
1954年(昭和29年)、台風が接近しているのに、誤った気象判断によって出航し、洞爺丸他4隻の事故(洞爺丸事故)など次いで発生。津軽海峡に鉄道のトンネルを通すことが最大の課題だとその頃から持ち掛け、1964(昭和39)年に東京~新大阪間の東海道新幹線開通。北海道にも新幹線を通すことの構想があり、青函トンネルでも新幹線を通すような仕様で1963(昭和38)年、青函トンネル着工。
1988(昭和63)年開通時は、東北新幹線の終点は盛岡。盛岡から先は在来線しかないので、青函トンネルも在来線として開業。
2002(平成14)年、盛岡から八戸開通。並行在来線の東北本線盛岡 - 目時間がIGRいわて銀河鉄道、目時 - 八戸間が青い森鉄道にそれぞれ移管。
2011(平成23)年、八戸から新青森まで開通。3月5日、E5系による「はやぶさ」号運行。ところが・・・6日後、東日本大震災。
2016(平成28)年3月26日、北海道新幹線開業。青函トンネルに新幹線を通す構造を練っていたのは53年前。それが現実に。
昭和38年、「丸い鼻が特徴の東海道新幹線の0系が、北海道にも走らせる」というのが当時の道民の夢でした。0系はもう完璧に廃車になりましたが、姿を変えて最新鋭のH5系。
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奇しくも、帰りの汽車は昭和36(1961)年製造の、キハ201。小湊鉄道は首都圏にありながら半世紀前の汽車が現役で活躍中。今年は2016年なので、1961年はもう55年前。
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車両はとても古いのに、運転士さんは平成生まれ(?)の若い人が乗務。
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昭和36年製造、その20年後に改造を受けたので、「昭和56年改」の銘板付き。
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小湊鉄道は昭和30年代で止まったままなので、消毒済の管理表も手書き。
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小湊鉄道でICカードが使えるのは路線バスと、高速バスのみ。鐵道利用にスイカやパスモが使えないのは本末転倒。JRの券売機にキタカ(JR北海道のICカード)を差し込み、小湊鉄道の切符に引き換え。小湊鉄道各駅の自動券売機に全国の交通系ICカードが使えるように改造してくれれば利便性もあがるのに~。
今、北海道行きの寝台車に乗りたいと思っても、もう1本も走っていません。昭和63(1988)年3月13日青函トンネル開通。当初、上下2本ずつ。多客時は臨時して上下1本追加。札幌行きは北斗星1・3・5号、上野行きは2・4・6号もあったのに・・・。
青函トンネルは新幹線用のレールと、在来線用のレール、3本が敷かれてあって、JR貨物は交流2万5千ボルトに対応するEH800機関車が在来線用のレールで牽引、E5系やH5系の新幹線は新幹線用レールで交流2万5千ボルト。そのため、はやぶさと、JR貨物とのすれ違いは可能になり、新幹線が280キロで飛ばすと、風圧により貨物列車とすれ違うと転倒してしまう。青函トンネルは140キロに減速しているので、スーパー白鳥時代とほぼ同じくらい。
1954年(昭和29年)、台風が接近しているのに、誤った気象判断によって出航し、洞爺丸他4隻の事故(洞爺丸事故)など次いで発生。津軽海峡に鉄道のトンネルを通すことが最大の課題だとその頃から持ち掛け、1964(昭和39)年に東京~新大阪間の東海道新幹線開通。北海道にも新幹線を通すことの構想があり、青函トンネルでも新幹線を通すような仕様で1963(昭和38)年、青函トンネル着工。
1988(昭和63)年開通時は、東北新幹線の終点は盛岡。盛岡から先は在来線しかないので、青函トンネルも在来線として開業。
2002(平成14)年、盛岡から八戸開通。並行在来線の東北本線盛岡 - 目時間がIGRいわて銀河鉄道、目時 - 八戸間が青い森鉄道にそれぞれ移管。
2011(平成23)年、八戸から新青森まで開通。3月5日、E5系による「はやぶさ」号運行。ところが・・・6日後、東日本大震災。
2016(平成28)年3月26日、北海道新幹線開業。青函トンネルに新幹線を通す構造を練っていたのは53年前。それが現実に。
昭和38年、「丸い鼻が特徴の東海道新幹線の0系が、北海道にも走らせる」というのが当時の道民の夢でした。0系はもう完璧に廃車になりましたが、姿を変えて最新鋭のH5系。
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奇しくも、帰りの汽車は昭和36(1961)年製造の、キハ201。小湊鉄道は首都圏にありながら半世紀前の汽車が現役で活躍中。今年は2016年なので、1961年はもう55年前。
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車両はとても古いのに、運転士さんは平成生まれ(?)の若い人が乗務。
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昭和36年製造、その20年後に改造を受けたので、「昭和56年改」の銘板付き。
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小湊鉄道は昭和30年代で止まったままなので、消毒済の管理表も手書き。
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小湊鉄道でICカードが使えるのは路線バスと、高速バスのみ。鐵道利用にスイカやパスモが使えないのは本末転倒。JRの券売機にキタカ(JR北海道のICカード)を差し込み、小湊鉄道の切符に引き換え。小湊鉄道各駅の自動券売機に全国の交通系ICカードが使えるように改造してくれれば利便性もあがるのに~。