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食堂車で朝食後、最後尾の12号車に移動。どなたでも利用できるラウンジカー。
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展望台から眺める景色は抜群!!1号車の展望スイートは、窓一杯けん引機のEF510電気機関車なので、展望の妨げになっているかも知れない。
上野から札幌行きは、1号車展望スイートは開けていて、逆に札幌から上野行きの展望はDD51(札幌~函館)、やっと開けたかと思ったら、函館から青森の青函トンネルだけ。ED79は12号車ラウンジカーに連結。青森で再び眼前にEF510連結なので、上りは思うように展望を楽しめないかも知れない。
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上野に近づいているせいか、ラウンジカーにいた乗客たちは自分の部屋に戻り、下車準備。
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直流区間の東北本線(黒磯~上野間)は東海道本線と同じ湘南色帯のE231系、E233系が主流。昨日は北海道にいたばかりだというのに、この風景を見ると、普段の日常に引き戻されたという感じに・・・。
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上野・・・がっくり。上野に向かう途中に何かの天災が起きて、カシオペアに乗れる時間をもっと長くしたいのがホンネだけど、それが叶えず。本当にカシオペアは快適な空間、長旅でもさすがに疲れを感じさせない豪華な列車。今年の6月、カシオペアは復活し、再び青函トンネルを潜る予定ですが、けん引機はどう変わるか、気になるところ。
青函トンネルはJR貨物の新幹線仕様機関車、木古内~函館間のいさりび鉄道に乗り入れ、函館からはディーゼル機関車だけど、もしも、国鉄型DD51だったら、奇跡の復活。JR貨物のDF200だったら、魅力さは半減。JR貨物の運転士が牽引できるものは、貨物のみ。カシオペアは旅客なので、JR貨物の車両をJR北海道が借り入れ、JR北海道の社員が運転するのが決まりだそうです。JR貨物といえば、機関車が貨車を牽引しているところが多く、かつて全国を走っていた、ブルートレインのけん引もJR貨物に委託??と思いましたが、ブルートレインの機関士さんは、各旅客鉄道会社の制服に制帽を着用。貨物は貨物。ブルートレインは人命を預かる旅客を乗せているので、各旅客鉄道会社が職責を果たすためハンドルを操作。鉄道の動力車操縦者運転免許に細かい規定があり、自動車の運転免許証と同じく免許に載っている要件以外の車両を運転してはならないとか・・。まだまだカシオペアの話は続きます。