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奥白滝駅から国道に出たあたりに「奥白滝開拓記念碑」が置かれています。
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タバコが原因で火事になったとか、意味のわからないことばかり。昔はどのようなところだったのか、全然書かれていない。ネットでいろいろ調べたものをまとめると「最初の開拓団が入ったのは大正2(1913)年。僻地の貧しい開拓地に石北線の線路が敷かれ、昭和7(1932)年、奥白滝駅開業。その頃から一躍、市街地を形成し、駅前に2軒の旅館、雑貨店、網走で獲れた魚を汽車で運ばれるようになり、魚屋、菓子店なども軒を並べた時代もあった。」この文章があればよかったのでは。
ここは遠軽町内、もともと「白滝村」。旧白滝村の中心駅は「白滝駅」。村内に奥白滝駅-上白滝駅-白滝駅 -旧白滝駅-下白滝駅の「白滝」が付く駅名は5つもあり、ファンの間では「白滝シリーズ」と呼ばれています。
しかし、奥白滝は2001年に廃駅、上白滝、旧白滝、下白滝も、2016年3月25日まで。26日以降は廃駅。白滝駅のみ残すので、シリーズは全滅に・・・。
上白滝駅時刻表 7:04 網走行 17:08 旭川行。 1日1往復のみ。(2本は通過)
ふと疑問発生。7:04発の汽車は上川駅6時16分発が始発。上川の1つ前は「東雲」。東雲から上白滝までは38.5キロなので、運賃は840円。指定席券発売機で普通に購入できますが・・・近距離乗車券と同じく「○月○日から1日間有効 下車前途無効」と印字されます。
で、実際は東雲21:51 →上川21:58(上川止まり) 上川 6:16 → 上白滝 7:04の旅程しかないので、1日では無理です。この旅程を利用する人は皆無だろうと思いますが、いざ実践しようとする人が現れたら・・・!?次の記事は1日1往復しか停まらない超秘境駅、上白滝駅。