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ちてつ(富山地方鉄道)も魅力たくさん

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 2日目、11月23日は黒部渓谷鉄道の特別観光ツアーがメインなので、それに間に合うように魚津から宇奈月温泉へ。40分も乗っていて、運賃は930円なので、相当な距離か?と思い、さっき調べてみたらわずか23.1キロ。駅の数が多いので、錯覚してしまいました。

 ちてつの新魚津駅と、あいの風・魚津駅の線路は向かい合っているのに、どちらも改札口は背中合わせなので、わざわざ地下道を潜って、反対側のホームへ。まさか、旧国鉄、地鉄のどちらを利用しても、富山まで行けるので、わざとそのようにしているかもしれない。会社は違っていても同じ業界なので、お互い譲り合えばよろしいのに。

 遠くからでも旧東京急行電鉄(現:東急電鉄)だとすぐわかりました。東急に社名変更したのは10年前の2006年。各駅停車もあるのに、「東京急行」を名乗るのはおかしいからでしょうか。2009(平成21)年、東京メトロの新副都心線開通に伴い、東武鉄道東上線、西武池袋線にもつながるようになり、自然が残る埼玉県の田舎、森林公園や飯能にも東急車両が中華街から相互直通。埼玉の民鉄なのに、渋谷から横浜間に経営基盤を置くラインカラーがピンク色の東急車両に乗っていると不思議な気分。富山県内でも、かつての首都圏で活躍していた東急車両が・・・。

 昭和63年製造。西暦にすると1988年なので、28年目。まだまだ使えるのに廃車するのは忍びないので、地方のローカル民鉄に転勤。秩父鉄道も東急、都営三田線の旧型車両。

 東京から転勤したのは平成25年!?地鉄仕様に改造したと銘板付き。

 新魚津から終点宇奈月温泉までは大正12(1923)年に開業しているので、大正時代の建築物が現役。

 止まってすぐ発車なので、どこの駅なのか不明。

 荻生(おぎゅう)駅。大正11年開業。

 これも見覚えのある車両。もと西武鉄道の特急レッドアロー。池袋から手つかずの自然が残る西武秩父間の特急。昭和40年代に製造されたもので、古めかしいデザイン。ずっと昔、この古い特急で西武秩父まで乗ったことが懐かしい。

 やっと着きました。宇奈月温泉。ここまで乗るのに、駅と駅の間が短くて発車したと思ったらすぐ停車の繰り返し。

 ここで折り返し、富山行き。紅葉の季節はもうとっくに過ぎているかと思ったら、11月23日でも見ごろ。地球温暖化の影響でしょうか。 

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