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Channel: 東京アイランド
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半年ぶり!!

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 令和2年に入ってから水戸線や両毛線、八高線、常磐線などの自社エリア(JR東日本)管内しか旅せず。3月半ば頃あたりから雲行きが怪しくなり、4月は緊急事態宣言が出たりして外出自粛。コロナ対策を十分にしてから旅行しても大丈夫な雰囲気なので、少し恐れながらも再開したところはJR九州からスタート!!

 鹿児島中央駅改札真上にある発車案内。JR九州さんもかなり合理化が進んだのか、すべての列車はワンマン化。

 特急なのに、運転士1人で乗務する「ワンマン」なんですかっ!?もし、トラブルが起きたときは本来車掌さんが対応するはずなのに運転士さんの仕事が増えるし、乗客同士のトラブルを起こしても対応できる人がいないし、検札がないことをいいことにして無賃乗車される可能性もあるし、やはり特急は車掌さんも乗務したほうが安心できると思う。
 それでは、半年ぶりに改札に入ります。

 この乗車券は細長い120ミリサイズの自動改札機非対応なので、

 この特急券と一緒に有人通路で改札を受けました。東京行きなのに在来線!?と経由欄をしっかり確認してくれました。
 発行箇所は1番窓口なので、「鹿児島中央ーR1」。2番窓口は閉鎖していたので、今年の「R2」は発券できず・・・。JR九州のMR52型(今の端末)は平成30(2018)年頃から新しくなりました。新しい元号の令和が発表される前なのに、まるで次の元号は「R」ですと見込んでの更新。
 「R」表示は九州だけで、四国は「M」、北海道および東海は従来と同じく「MR」、西日本および東日本は「F」。「E」はJR東日本のみのオリジナル端末、沖電気製。

 人はガラガラです。自由席でも十分空席が目立ちそうですが、JR九州のネット予約会員になってしまえば、指定席、自由席どちらも同額なので、どうしても指定席を選んでしまいます。 
 平成の初め頃に製造され、2011(平成23)年3月九州新幹線全線開業以前に門司港から西鹿児島の鹿児島本線全線で営業運転していたJR九州を代表する花形特急、「つばめ」。鹿児島中央から新八代まで九州新幹線が一部開業したときも、博多から新八代までをつなぐ「リレーつばめ」として活躍していました。

 鹿児島本線の特急「つばめ」は九州新幹線に譲り、活躍の場を無くした787系は日豊本線に転属。それまで活躍していた古い国鉄の485系は残念ながら引退。


 向かいは観光列車の指宿たまて箱。

 宮崎行きの方向幕。「ワンマン」の文字が入っているので、運転士さんだけ。4両編成もあるのに、車掌さんがいないとなるとやはり心配するんじゃないですかね・・。

 この列車名は「きりしま」なんだけど、「つばめ」の名残なのかマークが残っています。左は、たぶん、国鉄特急のゴロマーク(前面にV字のような飾りがあった)を引き継いだもの??

 窓全面の風景を楽しめるように、7番A席にしたほうがいいかもと選んだものの・・・

 なんだ、その心配は不要でした。2席で1窓ではなく、席ごとの単独した窓でした。さすがに水戸岡さんのデザインした列車。もし、2席で1窓だったら、前の人がカーテンでも閉めてしまったら、後ろの私は車窓の半分しか楽しめなくなる。

 1992(平成4)年初デビュー時、新しい香りが抜けられないうちに初めて乗りに行ったときはこのデザインに驚愕。元号がまだ「昭和」なのにJR九州さんが全国のJRグループの中で真っ先に「脱国鉄」のデザインを手がけ、あっと驚くような未来感覚の斬新な783系「ハイパーサルーン」デビュー。(1988(昭和63)年)。30年近く昔に作られたものなのに、あまり「古さ」を感じさせないのが不思議です。


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