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上幌延駅。ここでも貨物列車の車掌車を改造された駅。
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北海道でよく見かけるタイプの駅舎なんですが、開業時に建てられた駅舎が老朽化になり、新しく建て替えようと思っても、無人駅化。建築費用を抑えるため、お役御免になった車掌車を待合小屋に改造し、ぽつんと置かれるようになりました。昔の駅舎の基礎らしいものが見えていれば、旧駅舎跡地。
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次は幌延駅。音威子府を出て、ずーっとダルマ駅舎(車掌車を待合室に改造されたもの)の駅舎が続き、やっと有人駅。
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「みどりの窓口」があって、MR52端末設置。窓口の営業時間は7時10分から15時まで。1人で仕切っている駅なら、妥当な勤務時間となります。幌延駅の発車時刻表を見ると、令和2年1月のダイヤは上り旭川行き 6:21 名寄/7:31【特急】 旭川/11:47 名寄/13:57【特急】旭川/18:40【特急】札幌/19:16 名寄の6本。下り 6:59 稚内/10:35 稚内/11:45【特急】稚内/16:28【特急】稚内/18:36 稚内/22:52【特急】稚内 。これも6本。有人時間帯は、上下合わせて 5本。8時間勤務のうち、わずか5本。マルス端末に電源を入れっぱなしでも、誰も来ない・・・。かなりヒマを持て余しているんじゃないかなぁ・・??新宿駅や大阪駅も幌延駅で置かれているマルス端末と同一機種のMR52。新宿や大阪の端末は朝から夜まで12時間以上も連続して叩かれっぱなしでタッチパネルにあちこち凹みができてしまう。プリンタもあっという間に劣化し、印字品質低下。幌延駅の端末はあまり叩かれることはないからいつまでもピカピカ新品の状態、プリンタの印字も良好という状態なのかも知れない。
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北緯45度線を越えました~!!韓国の京元(キョンウォン)線に乗ったときも、ここから「北緯38度」のモニュメント。韓国にとっての38度は北朝鮮の境界を意味するもので、38度を超えても鉄路は続く。ずっとむかーし、むかし。韓国最果ての終着駅、新炭里(シンタンリ)に行きたいとか駅員さんとハングルで交渉したり切符を買うこともできていたが・・・今は長年もハングルに触れていないので、もうすっかり忘れている。再び、あそこに行く勇気無し。若気の至りで度胸が強かったな、あの頃。週末の金曜日、いきなりの思いつきで「そうだ!青ヶ島!!」とふらりと竹芝桟橋。あまり深く考えず「かめりあ丸」に潜り込む。当時の収入は、雑魚寝の2等で十分。八丈島に着いたら、反対側の八重根漁港に行きたいとタクシー。還住丸が待機していて、ちょうどよかった。今日は出るんだな、と。たまたま天気がよかったかも知れませんが、今のようなインターネットのなかった時代なのに、よく行けたな~と。(注意:「そうだ!青ヶ島!!」といきなり上陸しても、どこも民宿は受け付けてくれません。アオガシマ難民にならないために事前に予約して、オーナーの了承を得てから上陸して下さい)
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いつまでも続く最果ての風景。
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下沼駅。
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まるで活きているかようなダルマ駅舎。
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そうですよね、これまで違った印象です。さびていて塗装が剥がれていたり、ボロボロの駅舎だと人が近寄り難い。このような楽しい装いをしていれば、ここから乗りたいと思わせてくれる。