平和記念公園

　令和に改元する前の平成３１（２０１９年３月にも「昭和から平成ゆき」の旅で途中の広島に訪ねているのですが、平和記念公園の資料館がリニューアル工事中。せっかく、広島に来ているのなら、これは見ておこうと午前中４時間は資料館見学。
　小学６年生の修学旅行は広島。平和記念公園、資料館、マツダ自動車、広島造幣局、宮島だったと思うのですが、手話通訳無し。ろうの子供が見学に来るとわかっていても、口頭で対応。あの頃は口話教育に手話はいらないという、昭和の考えが根付いていたからね・・・。

　新幹線で広島を素通りばっかりしていたんですけど、明るいうちに原爆ドームを訪ねたのは、何十年ぶりになります。

　１番奥に原爆ドームが見えます。

　リニュアール後の資料館は各所の説明コーナーでは、外国語に対応。日本語は日本手話が付くようになりました。再生してみたところ、ネイティブスピーカーの表現なので、わかりやすい。今、書いている日本語と、日本手話は全く同じではないです。日本手話の文法もあります。

　負傷者の写真などは割愛。原爆が落とされる１ヶ月前に発効された定期券。広島や長崎に原子爆弾を落としたのは、そもそも、大日本帝國の蛮行が原因。１９４１（ 昭和１６）年）１２月８日未明、日本海軍が、ハワイのオアフ島真珠湾に攻撃。硫黄島の戦い、沖縄戦・・・１９４５（昭和２０）年８月１５日、終戦。日本人の首謀者、Ａ級戦犯者は全員、１９４８（昭和２３）年１２月２３日午前０時２分、今の池袋サンシャインシティで死刑執行。１２月２３日は皇太子（現在は上皇）の満１５歳の誕生日。皇太子が次の天皇になったときは祝日になる。永遠に忘れないで欲しいと当時のアメリカは考えていたかも知れません。