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16時56分発浜原行き。ここからは秘境駅ばかり続く、1日4本しかない超閑古路線の三江線。
16時56分の前は9時57分なので、なんと昼間は7時間も空白時間帯もありますっ!!(14時15分発もありますが、浜原行きではなく途中の口羽まで)
本数が非常に少なくて使いづらい三江線だというのに、スムーズに行けたのは、時刻表博士の友人のお陰もあります。
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やはり・・・キハ120でしたか。比較的平坦な区間はキハ40や47、山岳路線はキハ120といったように使い分けをしているようです。
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三次16時56分発 終点の浜原駅は18時30分着。当初計画では、浜原駅まで迎えに来てもらい、翌朝は隣の粕淵駅まで送って欲しいと宿の方に連絡してしまいましたが、時刻表博士の友人いわく「これだと三江線全線完乗したとは言えない。時刻表をよく見たら、30分待てば、19時00分発があり、19時4分、粕淵駅に着く。粕淵駅まで迎えに来てもらう方法はどうか」と提案。
なるほど・・・三江線全区間の乗車券を持っていても、クルマで送り迎えだと「浜原~粕淵間」が空白、浮いてしまう。
「三江線全線完乗を目指していますので、浜原駅ではなく、19時4分粕淵駅までお迎えをお願いします」と宿に連絡。
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運転士さんは全線、米子支社浜田鉄道部。若い男性にベテランの運転指導員も付き添い。山陰本線の特急も運転席真後ろに座ったら、運転指導員付き。7月といえば、新年度から3ケ月経過しており、走行中の安全意識と時刻表通りの定刻運転、スムーズに発車できるか、スピードコントロール、定められた停車位置にスムーズに停車できるか技能の確認も兼ねているかも知れない。
浜原まで1時間半、30分後の19時00分発は、違う運転士さんが乗務と思いきや・・・なんと三次から江津まで同じ運転士さん。108.1キロを4時間近く。五能線(東日本)も長い路線だけど、途中で何人か交替しているのに、三江線(西日本)は始発から終点まで1人で担当とは結構きついじゃないですかね。