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1ケ月でやっと津山駅

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 津山駅に訪ねたのは7月20日なので、ちょうど1ケ月前。ゴールは新山口なので、この先もずっと長いでしょう・・・。
 ここは山陽新幹線の岡山から58.7キロ、津山駅です。9時半なので、これから岡山に向かえばあっと言う間に東京へ帰れますが・・・中国山地を縦貫するかように姫新線、伯備線(一部)、芸備線、三江線の旅がまだ残っています。

 津山と聞いて、真っ先に思い出すのはボッタクリ急行「つやま」号。当初は岡山発鳥取行きの急行砂丘が1日5本、しかもグリーン車連結。もちろん、途中の津山に停車。ところが、急行砂丘は廃止になり、津山市が「急行の止まる街」としてメンツをかけ、JRに存続させるように働きかけた。1日1往復の急行「つやま」運転。使われている車両は普通のキハ47と全く同じ。かつての急行砂丘号はキハ28とキハ58。急行タイプの優等列車なので、急行料金を払ってでも違和感はしませんでしたが、ノーマルのキハ47なのに急行料金まで徴収するなんてボッタクリじゃないかという酷評もあり、2009(平成21)年ダイヤ改正で廃止。
 急行「つやま」が消え、現存する急行は青森~札幌間の「はまなす」のみになってしまいました。
 山陰本線も急行「さんべ」、「ながと」もありました。「ながと」は長門二見も停車なので、普通とそんなに要所時間は変わらないのにわざわざ急行料金を払ってでも、優越感に浸っていました。当時の50キロまで急行券は520円。現在の山陰本線は普通でも100%冷房ですが、JR発足時は急行、特急のみ冷房付き。冷房のある車両に乗りたくて少ないお小遣いで貯めたオレンジカードから差し引くなんてもったいない。
 1990年初めころの急行「ながと」停車駅
 下関-安岡-吉見-川棚温泉-小串-長門二見-滝部-(特牛※夏季のみ停車)-人丸-長門古市-長門市 

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