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今夜の宿はここですっ!!アンナビーチユースホステルです。ユースホステルの会員でもないのに、母島に来るんだったら、絶対にここ!という拘りがあるのは、とても気さくなペアレント。ユースホステルでは、施設の管理者を「ペアレント」と言うようです。実際、ユースホステルの中でも、オーナーを「お父さん」「お母さん」と呼び合っていました。
お父さんは・・・青森県弘前市出身。お母さんは、北海道根室市出身。お父さんが大学時代に、東北本線の夜行急行列車の車内でお母さんと知り合ったのがきっかけ。2人で世界各地を放浪。父島にユースホステルがあって、母島はない。じゃあ、私たちが世界各地を旅した時の感動を分かち合うため、母島にユースホステルを建てようと。2000(平成12)年、母島に新しくユースホステルがオープンする情報が入り、速攻で予約。私が泊りに行ったときは、まだ工事中でカナダ人の大工さんがこの宿に泊りながら、未完部分を作業していました。材料が足りないとわかると、内地に発注するわけですが、母島は東京から南へ1050キロ。すぐに材料が届くわけではなく、予定されていたオープンまでには間に合わず、未完の状態でホステラーを迎え入れ。
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2000年オープン、翌年の2001年もまた母島へ。山口の二見に帰ると同じように、小笠原の二見も、毎年帰省するのが当時のポリシー。あれから16年。黄色が少し褪せてしまったけど、建物の中は清掃が行き届いていて、ピカピカの状態をキープ。オープン当時と全然変わらない。
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ユースホステルの向かいにあった住宅も・・・・16年前は
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庭先の観賞植物が小さな苗の状態。
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あー、この家に住んでみたいな~とパチリ!と撮ったような記憶が・・・。
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オープン直後の2001年。勝手に写真を掲載するので、ぼかしを入れてあります。左は、当時、大学生。左はペアレントのお子さん。あれから16年経過。現在は、明晴学園の教頭兼NHK手話ニュースキャスター。泊りに来るホステラーたちと相手にするのが好きだった、小さなお子さんは現在・・・大学院生。この写真を見るとまるで昨日のように思い出しますが、16年の歳月は本当にあっという間。
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2001年、沖港までペアレントの家族総出でお見送りに来てくれたときの写真。お子さんだけ大きくなっても、当時と全然変わらないのはお父さんとお母さんだけ。母島という土地柄なのか、毎日のように楽しいホステラーを迎え入れ、話し相手にするとか、あんまりストレスを感じないからでしょう。脳も活性化し、若返りしているかも知れません。
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2001年当時のパソコンはブラウン管モニター。OSはWindows 98SE。