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父島の島民なら、必ずカレンダーに「入」「出」の書き込み。「入」はスーパーや生協に生鮮食料品が入るので、次に船が来るまでストックしておこうと島民たちが一斉に動く日。ネットで頼んだものが「おが丸」に積んで運ばれるので、「入」の日は配達される日。小笠原村の皆さんはカレンダーに記入している「入」から「出」で生活のサイクルが決まっているようです。
青ヶ島村は、あおがしま丸のスケジュール。月2回は、水曜日と木曜日は芝浦と辰巳積み荷作業。毎週木曜日は芝浦、次の金曜日は貨物Dayですが・・・実際は天候により、しょっちゅう変更するので小笠原のような「入」から「出」までのサイクルは難しい。
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これも郵便局の中で見かけたものです。あかぽっぽのお知らせ。小笠原では、アカガシラカラスバトちゃまのことを略して「あかぽっぽ」と呼ばれているようです。幼鳥なら、全身黒いので「くろぽっぽ」。我が家のキジバトちゃまは日本全国どこに行っても、見かけるものですが、「あかぽっぽ」は小笠原でしか見られない貴重なものです。青ヶ島村の鳥も、「クロバト」ちゃまとなっているけど、小笠原の「あかぽっぽ」と同じかと思います。
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道で迷っている鳥を見つけたら、保護するようにと呼び掛けています。以前、小笠原で繁殖した野良猫があかぽっぽの雛を捕らえたりしていたため、個体数が急減。野良猫を増やさないように、捕獲し、内地の動物病院で人に慣れるように飼い慣らし、猫の里親に譲渡する事業もやっています。