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廃村と聞いて、真っ先に思いつくところは、やはり・・・八丈小島と奥多摩町の峰というところ。
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目次を開いてみたら、ありました!!八丈小島。2006年だったかな、忘れたけど、もう10年前になります。伊豆諸島の中で唯一未上陸だった御蔵島に行こうと計画を立てたのに、御蔵島通過。八丈島に流されてしまいました。午後の便に賭ければよいが、御蔵島に降りられず東京に戻される可能性もある。予定していなかった八丈島で観光、と変更。八丈島の西側の道路を走らせると、右側でそびえたつような小さな島。これがかつて宇津木村と鳥打村があった八丈小島。1999年頃に書店で購入した「無人島が呼んでいる」の本に鳥打村が廃村になる最後の村長(鈴木文吉さん)が島を離れる前に鳥打小中学校跡の廊下の壁に赤ペンキで「惜別の詩」を記していった話はとても強い印象があり、まだ残っていれば、その痕跡を見てみたいと思い、八重根漁港から出ている漁船チャーター船で八丈小島に渡ってみたいとリクエストするが・・・波が出ているからダメでした。八丈小島で人が暮らしていた痕跡を見てみたいな~と長年も思っていたことが本書で実現できました。
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現在の鳥打小中学校校門。昭和43(1968)年廃村、もう50年近く・・・ですかね。「無人島が呼んでいる」の本は1999年発刊。今の写真を見ていると、その痕跡はもうない、という感じに・・・。
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現役だったころの貴重な写真もありました!!
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「自分でやったほうが早い病」という本の見出し書き。そういう人、いますよね・・・。
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Aさん(37歳)
能力が高くセンスもあり優秀なのに、なぜか昇進はできなかった。同期入社のBはすでに課長である。悔しさもあるが、妬んでも仕方ない。やるべきことをやるのみだ。ますます仕事に精を出し、より効率的な方法を模索中だ。
同僚との食事も断り、忘年会も最初だけ顔を出してすぐ会社に戻る。会社に仕事が残っているからだ。週末は社外の優秀な人の勉強会もある。
ただ最近体調が良くないのが気がかりだ。太り気味でもある。それでも、早く会社に能力を認めてもらうために、今日も残業を懸命にこなすのであった。
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Bさん(37歳)
いつも定時に帰ることで有名になってきたBさん。ただ出社も早く、やるべき仕事はきちんとこなすので誰も文句は言わない。むしろ、Bさんをマネる人も出始めた。先日、課長に昇進したBさん。ランチはチームの仲間や、社外の人ととっている。
任せていた仕事が上がっていたのでチェックする。うん、今回は問題はないようだ。しつこくしつこく伝えた甲斐があった。今度、うまいものでもおごろうと、思っている。体調は良好。毎日ひと駅分歩くことにしているのだ。週末は山登りサークルの仲間とバーベキューだ。仕事、というより人生が楽しい。心からそう感じている。
Aさんのような「自分でやったほうが早い病」の上司のもとで働く部下はかわいそうです。と本に書かれてありました。自分が休みの日に出勤してきては、仕事、仕事、仕事・・・・。仕事以外の趣味に費やす時間はない。
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はい、最終的な結果はこうなります。Bさんのような仕事とプライベート、はっきり区別をつける上司が欲しいものです。自分は休日返上で出勤しているので、おまえも働けっ!という感じに長い休みすらなかなか承認してもらえず、悶々としてきましたから・・・。(悶々=胸の内で大いに悩み苦しむこと)
今の職場は楽しいのは確かですが・・・来年はもう異動したい気持ちでいっぱいですからっ!!
本に書かれてあった37歳で「課長」とは早い出世だと思いますが・・・自治体の組織は各市町村により異なりますが、課長はほとんど50代が多いようです。管理職になれるのは係長以上だけど、40代後半かな。