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カシオペアの製造メーカー

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 当初、カシオペアは2編成製造し、上野発と札幌発を北斗星と同じく毎日運転する予定でしたが、料金も高い豪華なオールA寝台特急なので、オフシーズンだと空席が目立ってコスト的に厳しいという理由で1編成しか製造しませんでした。

 函館までのDD51 1100は日立、青森までのED79 4は東芝、上野までのEF510 515は三菱。3社とも大手電機メーカー。
 カシオペアの客車は富士重工業、東急車輛製造、新潟鐵工所の3社になります。車内のインテリアは全く同じなので、どの会社が製造されたのか全くわかりません。

 私が利用したのはスロネE27-1。(メーカーは貼られていませんが、東急車輛製造)
 「ス」は、何もモーターとか付いていない客車。「ロ」はグリーンに相当し、座席は豪華を意味します。「ネ」は「寝」を意味していますので、寝台車。「ロ」ではなく、「ハ」だったら、B寝台の「普通車」になります。今まで貧乏性なのか普通の「オハネ」や「スハネ」ばかり利用していて、「ロ」を利用したのは人生初。
 電車形式のサンライズ出雲&瀬戸(285系)も、シングルデラックスは「サロハネ」だけど、料金は高くなります。東京から出雲市まで全区間乗るなら、A寝台でも元が取れるけど、途中の岡山で翌朝6時27分、降りてしまうと勿体ない。豪華な部屋なのに8時間半しか使えない。下関まで(およそ12時間)運転してくれれば、A寝台で優雅な旅をしたいんですが・・・。

 ラウンジカーに置かれてあったノート。なんだって!?今日は9月7日。およそ1週間前だと大雨の影響でカシオペアは7時間遅れ。

 札幌から上野、8時間遅れなので、9時25分着ではなく、夕方17時頃到着かい!?札幌を16時12分に出発して、まるまる24時間以上乗れて幸せだったと書かれているうえに、本来なら営業しないランチタイムでもダイニングカーの営業もあり、カレーを戴けたのも貴重な体験でしたとか・・。
 私たちの乗っているカシオペアは明日の9時25分になれば、上野に着いてしまう。先週のドラブルみたいに到着時間を大幅に遅れてくれればいいんだけどな・・・。遅れた分、カシオペアに乗れる時間も長くなってしまう。快適な空間を少しでも乗っていたい。
 函館を21時12分発車、ここから江差線に入ります。木古内22時頃通過。青函トンネル入口には22時10分、旧吉岡海底駅は22時25分。北海道と青森の境を通過し、旧竜飛海底駅22時40分。ここから本州入り。札幌を出て、6時間半くらいかかります。「特急」と銘打っていても、北海道は広すぎ。

 ソファーの下部を引き出すと、ベッドに早変わり。シーツをピシっと敷いて、枕もセッテイング。奥の棚に積んであったお布団を引っ張り出し、完成!!カシオペア仕様のパジャマに着替えて就寝。青森駅での機関車交換を見届けようと思っていましたが、北見からの長旅で疲れも出ているのか爆睡。青森駅は23時38分着。機関車入れ替え作業は10分間。23時48分、発車。JR東日本の機関士さんだけど、レールは第三セクターに転換された「青い森鉄道」。
 函館から青森までのED79 4の機関士さんはJR北海道。札幌から乗務していたJR北海道の車掌さんも、青森でJR東日本に引き継ぎ。勤務時間は発車準備時間も含め15時(?)から23時40分。労働基準法に則り、1時間の休憩タイムも入れ、8時間勤務はちょうどよい。青森に着いた車掌さんや機関士さんは、翌朝まで休憩。どうやって北海道に戻るかそこまで調べていませんが、今は無き特急「白鳥」かな。新幹線時代幕開け、今は新青森駅で両社の交代が行われています。境界は、新幹線開通前は「中小国」でしたが、現在は「新青森」。

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