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キジバトちゃまの家に行くという表現は、宿泊施設「はとのす荘」でした。
はとのす荘の存在は、ずっと昔から知っていました。鳩ノ巣渓谷に向かう途中に大きな建物。当時は「国民宿舎 はとのす荘」でした。
一度は泊まりに行ってみようかと、ネットでいろいろ調べてみたところ、よい雰囲気や、評判はなさそう。わざわざ予約してでも泊まりに行こうとは思わない。公営は特に集客などの工夫をしなくても税金でやっていけるという甘い考えなのか、「国民宿舎 はとのす荘」をいつまでも続けていくわけではない。
近くの湖畔美術館も、もともとは市営の施設。考えの堅い役人が運営しても、新しいことや時代にふさわしい発想とかは滅多にない。民間企業に委託したところ、次々とリニューアル。展示内容も変えたり、敷地内に新しいレストラン(カフェ)を設けるなど工夫をしているのか、客足も伸びたようです。
はとのす荘も、管理する奥多摩町が運営を民間企業に委ね、建物はそのままで中身をきれいにリニューアル。工事期間は長かったような気がしますが、ようやく2015(平成27)年5月、新生「奥多摩の風 はとのす荘」オープン!!
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和洋室の客室がメインです。窓側は畳の和室で、玄関付近は洋間。
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トイレも気持ちがいいほどピカピカ!!
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公営時代にはなかった、温泉。源泉は人造湖、奥多摩湖の底に沈んだ旧小河内村の「鶴の湯」温泉。小河内村とともに湖底に沈められた温泉ですが・・・源泉を汲み上げるポンプを設置し、「幻の湯」を復活。奥多摩湖からわざわざ源泉をここに分けていただいています。美肌の湯なので、温泉につかるとお肌がつるつるになります。
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月曜日の夜だというのに、レストラン内は満席でした!!
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お箸で食べられる「イタリアン」を売りにしているようです。続きはまた今度。