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白滝駅

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 2016年1月12日の午前7時半頃。たまたま見ていたNHK(総合)で旧白滝駅のことが取り上げられていました。過去の記事に下白滝駅を利用する女子高校生の定期利用者がいるので、今春の卒業を待って廃駅すると書いてしまいましたが、正確は「旧白滝駅」でした。旧白滝駅の時刻表は 網走行き7時16分の1本のみ、反対方向は、女子高校生の下校時間に合わせ、13時28分白滝行き、16時12分旭川行き、19時25分白滝行き、3本。
 石北本線の歴史はとても古く、昭和の初めころ開通。旧白滝周辺の人口も多く、子どもたちを汽車で通わせたいので、この周辺に駅を作って欲しいと国鉄に要請。枕木などの廃材を使ってプラットホームを開設し、昭和22(1947)年2月11日開業。昭和30年代に撮影された旧白滝駅の写真も公開。今の状況から考えられないほど地元の方々たちで埋め尽くされていました。
 子どものころ旧白滝駅をよく利用していたという方も、現在60代。この恩返しに、1人の通学性のためではなく、この地に訪ねた旅人のためにボランティアで除雪作業。女子学生も高校を卒業すると、この駅が無くなるなんて寂しいと。

 今は遠軽町になっていますが、もともとは白滝村の中心駅。

 駅近くの郵便局。白滝村役場の庁舎は遠軽町役場白滝総合支所に継承。

 白滝駅は1日4往復する特急のうち、半分は停車。1日1往復の快速も停車。スカスカじゃない時刻表。

 ちなみに上白滝駅は、極端な時刻表。

 特急オホーツク3号が12時48分頃、通過っ!!

 前と、後ろのフェイスが異なります。国鉄時代に製造された、古めかしいキハ183系。石北本線の利用者が少ないので、ボロ国鉄車両で間に合っているみたいですが、エンジンの加熱により、床下から火を吹くトラブル何度か。再発しないように点検を徹底し、現在はは安全が保障されているようです。

 白滝シリーズの本家とはいえとも・・・駅のまわりは役場や、図書館、郵便局があっても、賑わっている様子は皆無。とても寂しい。

 今度は、旧白滝駅に向かいます。

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