小倉からここまで800m徒歩。同じ道で戻るよりもわずか800mでも帰りは電車。
改築前の西小倉駅はローカル駅っぽい雰囲気だったのに、今はもう近代化。
今からもう30年近く昔・・・。西小倉駅の窓口で新しいPOS端末が置かれてあったので、西日本区間の回数券を購入。POS端末はNEC(日本電気)製品がほとんどだけど、西小倉駅にあったのは富士通。フォントは日立が開発したマルスと全く同じですが、POSはオンラインで結ばれていない端末になります。
その頃、目的地まで2枚の切符で分割すると通しで買うよりも若干安くなる法則を発見。例えば、下関から長門二見まで680円(現在の運賃)だけど、長門二見から梅ヶ峠まで330円、梅ヶ峠から下関までも330円。合わせると20円安くなる660円。ただし、普通のきっぷを購入すると、目的地まで680円なので、330円区間の切符で精算しようと思っても精算額は350円。回数券を用意すると、梅ヶ峠からなので330円。わずか20円といっても、回数券は10枚の運賃で11枚も使える。お得感倍増。
小倉はJR西日本エリアと接しているので、山口県内の運賃。
故郷の長門二見まで900円なーり。物心ついた頃は780円だったのに、40年近く経って値上げはわずか120円。少ないお小遣いでやりくりしていたので、もっとお得なきっぷの買い方とか、よく考えていたみたい。
西小倉駅の名所は小倉城なので、そのようなデザインになっています。ちなみにとなりの小倉は祇園太鼓。
二日市行きの815系電車がやってきて・・・
小倉行きがやってきました。交直流タイプの415系1500番台。
デビュー時はワインレッドの座席だったとは記憶していますが、あれからもう30年以上経過しているので、新しいのに取り替えているようです。
国鉄末期の1986(昭和61)年製造。もう35年になりますかね・・・。28くらいまでは青年、それを過ぎると壮年、40過ぎると初老・・・。山陰本線のキハ40や47は製造されてからもう40年以上になる。当時の国鉄色に戻してバリバリの現役なので、国鉄を懐かしむ方は是非とも山口県の山陰本線へお出かけくださいませ~。
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西小倉駅
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