1月17日のツイッターに出ていた記事を見て笑ってしまいました。関東にお住まいの方が山口県内の「みどりの窓口」が相次ぐ廃止になる前に対面販売方式のマルス入場券および駅スタンプ収集にご来県。山口県内の「ワンマンカー」でも打ち抜き的に乗車券はお持ちですか~って検札する話はもう30年以上昔から存在。昔はオレンジ色の「機動改札」の腕章をつけた車掌さんが打ち抜き的に検札する光景をたまに見かけたことはありましたが、「機動」の文字は警察機動隊を連想するので、かなりびびったのは記憶している。あれから30年。「機動ってまるで警察だな」って乗客に恐怖を与える印象がするので、さすがにその腕章をしなくなったのは時代の流れ。
道理で私もあの場面ではキセルし放題になるなと思わず指摘したくなります。特にJR東日本の特急は座席真上の「ランプ」が緑色になっているだけで検札はスルー。検札しないことをいいことに目的地までの指定席特急券は持っているけど、乗車券は両端だけで中間は無賃というキセルもできる。JR東日本のMV機(顧客自分で操作してマルス券を発券)は全国のどんな区間の乗車券でも買える。地方の自動改札機は無人駅からの乗車を見込んで入場記録がなくても改札を出られる。特急に乗れないはずの青春18きっぷで特急に乗り、遠く離れた目的地の改札口で青春18きっぷを見せただけ、もしくはMV機で発券した目的地の1つ前の駅からの乗車券でごまかせる。大阪商人のJR西日本は新型特急でもあっても、東日本のような座席の真上の緑色のランプは採択せず、目視で特急券だけではなく目的地までの乗車券も所持しているか確認している。
長州藩の性格は無類の負けず嫌い、発想の幅も行動力も想像以上にスケールが大きい。それに見合った使命感・責任感もあるから、一国の大事も喜んで引き受ける。と書かれているとおり、山口県内の車掌さんは少しでも取りこぼしは許せずワンマンであっても乗務し、検札が大好きだと結論づけることができました。30年前のきっぷアルバムを確認すると下関からのきっぷはほとんどさくらマークに「い」「ろ」「は」のどれか1文字が浮かぶ検札鋏が入っている。
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長州藩の県民性
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