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北海道・上越(かみこし)駅(昭和50(1975)年12月25日廃駅)その3

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 廃駅から40年。ずっと昔は標語が架けられていましたが、今は「適」の1文字しかない。どういう標語なのか、気になるところ。「快適」?

 こちらは、40年経っても、ちゃんと読める標語。「一人一人が正しい作業 安全第一」。人里離れた秘境だというのに、鐵道省時代(※)は駅員さんがたくさん駐在していたに違いない??
 (※)鐵道省は昭和18(1943)年まで。のち「日本國有鐵道」に改称、昭和62(1987)年4月1日から「北海道旅客鉄道株式会社」。

 駅名票の枠が残っていました。

 この中に入れる文字を想像。国鉄様式なので、市町村名入り。(北海道上川郡上川町)。左側は「おくしらたき」、右側は「なかこし」。どちらも今は無くなっている駅です。

 駅の中にあった、雑誌。昭和時代のものか!?と目をよく凝らしてみると、平成27年の1月か2月。窓側なので、太陽の光にさらされると、劣化が早くなってしまいます。たぶん、JR関係者の暇つぶしに持ち込まれた雑誌だと思いますが・・・いつまでもそこに置いとかないで、紙リサイクルに回しましょう!!

 窓に無造作で置かれた古新聞。たぶん、冬季の暖房使用時の結露を吸い取るため、だと思われますが・・・2015(平成27)年のものでした。


 駅舎の少し右にかけられているものは、高速道路。(今のところ無料)

 このあたりは豪雪地帯のため、シェルター。

 北海道の古い駅舎に多い、雪かき道具置き場。上越駅の記事はこれで最後。次は、奥白滝駅。

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