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北海道・上越(かみこし)駅(昭和50(1975)年12月25日廃駅)その2

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 今から40年前の1975(昭和50)年のクリスマスに廃止された、北海道・石北本線の上越駅その2。9月に行ったのに、あれから4ケ月近く。自分の好きなものは必ず長期連載になってしまいます(笑)今の上越駅周辺は写真のように「緑」があるわけではなく、雪景色か、水墨画のようになっているかも知れません。
 秘境駅・為栗駅から登山道で1時間30分歩かないと自宅に辿り着けない、76歳のお母さんは長年も慣れているのか世界で辺境な地で暮らせます。しかし、私はこの場所で暮らそうと思っても無理かも・・・。夜、外に出ても漆黒の世界。音源は川のせせらぎのみ。雑音や騒音も一切なし。煙も一切なし、携帯の電波、テレビの地上デジタル波も届かない。常時マイナスイオンの世界。長野県下伊那郡天龍村の住民なので、村役場からのお知らせとか、郵便物はあるはず。まさか・・・399-12は飯田郵便局平岡集配所。平岡駅から電車に乗って、1つとなりの、為栗駅下車。郵便屋さんも、片道1時間半かけて歩いて配達!?(平岡駅も、かつては「みどりの窓口」のマルス端末設置。2012(平成24)年4月1日から無人駅化)
 為栗駅から山道に似たような環境は、ここ上越駅にありました。

 上越駅遠景。

 もっと近づいてみます。1932(昭和7)年10月1日開業なので、駅舎も当時からそのまま残されているかと思われます。

 改札口のあった場所。廃駅から40年なので、改札ラッチはすでに撤去。しかし、中からベニヤ板で覆われているので、中の様子がなかなか見えません。

 プロパンガスも置かれてあったりして、現在も使われているっぽい。

 軒は黒ずんでいました。冬季は長い間雪で覆われるので、溶けた水がしみ込んでいるかも知れません。まだまだ続きはあります。

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