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Channel: 東京アイランド
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がっくり・・・感熱化 (MV → VF)

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 11月上旬はまだまだ熱転写タイプの指定席券発売機あり。低コストの感熱化が進み、今の時代、インクリボン方式の熱転写タイプは希少になってしまいました。
 熱転写タイプとは・・・昭和の終わり頃から平成の初めころにかけてワープロを使った人ならご存じかも知れませんが、インクリボンをセットして、黒い耐熱性フィルムに熱と圧を加えて印字する方法。インクリボンは高価なので、廉価なワープロ用感熱紙を使うとか・・・。
 ファックスも、感熱ロールと、普通紙に印字する熱転写リボンの2種類があり、感熱ロールはしばらく保管すると文字が消えてしまう耐性がないもの、熱転写は普通紙に印字すると100年後も文字が消えない。
 JRも、近距離の自動券売機はその日のうちに使って用済みなので、感熱ロール、みどりの窓口は熱転写インクリボン方式が主流だったというのに、コスト削減の観念から、10年前の平成18(2006)年に感熱紙タイプを初めて導入。熱転写は濃く印字されているのに、感熱は少し赤味が帯びている。永年保存には向いていない。ツルツルとした用紙を使うので、乗車記念のハンコも乾かしにくい。
 房総の田舎町なので、熱転写タイプの指定席券売機はしばらく安泰かと思ったら・・・

 11月20日頃、旧型のMV30(熱転写)から最新のMV50(感熱紙)に更新。正直に言うと、がっくり。OKI電気製なので、窓口で発売される端末の印字に似ています。同じ印字方式でも、日立製のほうが濃くて文字は消えなさそう。

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