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Channel: 東京アイランド
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札幌からせっかく最北端に来たのに、息つく間もなく・・・

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 札幌を朝7時半に出発。1時間半後の9時に旭川。9時56分に名寄。私たちが旭川発稚内行きの始発に乗車、北星まで。北星で折り返して名寄。枕崎から稚内ゆきの手書き補充券を没収されないために、別途マルス券を用意。JR北海道はマルス券や常備券(機械が置かれていない駅であらかじめ印刷された紙の切符)はお持ち帰りOK。手書きの出札補充券や車掌さんの発行する携行POSで発券された切符は強制没収というJR他社では見られないルールがある。
 名寄を9時56分に出発して、稚内には12時40分到着。札幌からおよそ400キロの旅程を5時間。東海道新幹線なら東京から岐阜羽島まで。東北新幹線なら宮城県の古川まで。どちらもおよそ2時間で行けるのに、北海道の特急は5時間もかかる。

 5時間もかけて、ここのたどり着いた特急は・・・


 20分後の13時に「旭川」行きのサロベツ4号。旭川に着くのは16時48分なので、朝の7時半から夕方の17時前までずーっと走りっぱなし。
 札幌からここまでおよそ400キロ、折り返して旭川まで260キロ。合わせると660キロ。それが毎日なんて本当にお疲れなんです。

 旧駅舎の玄関付近に架けられていたのは覚えている!!旧駅舎が取り壊されても、昔の面影を見つけられるような粋な計らいなのかも知れません。

 最北端のモニュメントも旧駅舎時代、ホームの端っこにあったものをここに移設。
 稚内駅ホームでまったりしていたら、13時発の特急に乗るための改札開始~!!
 「ちょっと待ってくださーい!」


 この切符を取り出して、記念に持ち帰りたいと申し出。
 平成30年5月の出来事なので、あまり記憶にないんですが、そのとき対応していた駅員さんは20代前半思しきの若い人。 
 「補充券を強制没収するような雰囲気がしない、優しそうな駅員さんだよね?」と友人に話しかけ。
 友人「こう見えても、組織としての職務遂行。どんな理由があっても回収させていただきますって言うかも知れないんですよ!」
 枕崎から稚内ゆきのジグザグ手書き補充券を手元に残しながら無事改札を出場~っ!!

 ここでも最北端をアピールする記念入場券。枕崎駅は無人駅だけど、指宿駅にJR最南端の駅、西大山駅記念入場券。せっかくなので両方ゲット。
 最北端のみどりの窓口は稚内、最南端は指宿、最東端は根室、最西端は佐世保。最南端はかつて、JR九州沖縄支店がありましたが、2017(平成29)年3月閉店。沖縄県内で唯一、マルス端末が置かれていましたが、現在は沖縄県でJRの予約するのにネットで予約して本土の券売機または窓口で購入することも可能になっているので、沖縄支店の役目は終わったという感じです。絶海の孤島、青ヶ島村や東京から1000キロ離れた小笠原村でもパソコンとJR各社のネット予約会員になってしまえば、自宅に居ながら、パソコンまたはスマホが「みどりの窓口」になる。航空券もしかり。JRの窓口なのに航空券が買えた時代もあった。マルス券そのまま搭乗できるわけではなく、カウンターで正式な航空券に引き替え。今の時代、パソコンやスマホで国内線の予約が可能になり、みどりの窓口での航空券発売は廃止。

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