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令和元年11月13日付、山口新聞の記事です。阿川駅は実家の駅より滝部、特牛(こっとい)、阿川。3つ目の駅です。
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(画像はグーグルマップよりお借りしました)1928(昭和3)年に建てられた駅舎が今でも現役、かと思ったら・・・
新聞報道の2日後、建物の老朽化に伴い、解体工事が始まったとのことです。1903(明治36)年に建てられた嘉例川駅(鹿児島県の肥薩線)、1886(明治19)年の国内で最古の駅舎、亀崎駅(愛知県の武豊線)も当時に建てられたものを明治、大正、昭和、平成、令和の5世代に渡っての駅舎なんだから、阿川駅も昭和3年のままでよかったのに・・・。
阿川駅の無人駅化は長門二見駅と同じく1989(平成元)年10月25日から。今だったら、有人駅最終日付の入場券(-1.10.24)を購入して、「M」字型の改札パンチを入れてもらい、永年保存するつもりだったんですけど、そこまで気が回らず残念。当時、何もない田舎の駅だというのに、JR西日本の名札に青い徽章なので、正社員の直営駅だった。あれから30年後、首都圏の主要駅でもJR東日本の子会社さんが入っている。見分け方は、制服。どちらも似たようなデザインで本当に紛らわしいんだけど、正社員は制服にゴールドのラインが入っているもの、グリーンが入っているものは子会社。制帽の徽章も正社員ならグリーンの「JR」ロゴマーク、子会社はグリーンの「JEES」。どちらも駅の業務としては全く同じ。