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Channel: 東京アイランド
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名寄駅

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 北星駅からちゃんと乗りましたと整理券とともに名寄の改札口を通過。記念にもらいたいと申し出れば、ご覧のとおり「乗車記念 JR北海道」の北海道をあしらったスタンプが押されるんですけど、手書きの補充券はすべて回収するという決まりなので、友人があれこれ考えた末、連続1は北星から名寄、連続2は名寄から稚内というふうに、このようなマルス券を用意すればいいというアイデア。もちろん、枕崎から稚内ゆきと重複してしまいますが、経由がジグザグの手書き補充券は旅行の記念として手元に残して永年保存したいですからね。

 名寄市は道北最大の都市、旭川と最北端の稚内のちょうど真ん中に位置しており、旭川市内を除く宗谷本線沿線のなかで産業の中心地となっています。旭川から名寄までは特急宗谷号が速度130キロで走行可能な高規格な線路に対応、名寄から稚内方面はただのローカル線の線路なので、特急でも速度7,80キロに下がってしまいます。

 名寄駅前の様子です。行動派の友人は駅から1.5キロ先(?)徒歩20分のところの、鉄道遺産の「キマロキ」見学に出かけ、私は朝ご飯探し。「キマロキ」とは内地ではあまり聞かない言葉なんですけど、今の排雪装置「ラッセル車」をイメージし、SLの蒸気機関車に蒸気の機関で回転するロータリー羽根で線路に積もった雪を除雪。1970(昭和45)年頃からディーゼルのラッセル車に代わりましたが、SLのキマロキは現役を退いてから50年近く。名寄の鉄道公園で提示中なので、見ておかないと損してしまいそうです。

 名寄駅に駅うどんや駅弁とかは無し。代わりにコンビニですね・・・。

 名寄市のマンホール蓋のデザイン。新しいのは、カラー版になっていて、マンホールカードのデザインになっているようです。ちなみに名寄市は2019年8月から配布中。
 マンホールカードとは、全国の一部の自治体が下水道広報の一環として、ご当地のデザインをあしらったマンホールのデザインを印刷されたカードを無料で配布中。最近、マンホールカードを発行する自治体が増え続けています。

 コンビニのイートインコーナーで朝ご飯。

 駅前だというのに、シャッター通りなんですか。名寄でも複合のショッピングセンターがあるので、マイカーの客はあっちに行くそうです。あちこち行かなくても同じ敷地内で集約する便利さもあるからでしょうか。

 名寄駅の券売機。

 気になるところみっけ!!オレンジカード対応機種。国鉄のオレンジカードを多量所持しており、なかなか使う出番無し。最高額の切符を購入して、東京駅改札内の窓口で遠距離切符に区間変更するか、最高額の切符で遠距離切符に乗車変更の方法もありますが、面倒くさいんです。

 駅員が駐在しない時間外は、どうぞ改札口の外を出て列車をお待ちください。とのこと。

 待合室。このスペースはたぶん、キヨスク跡地??駅コンビニ付きの稚内駅が新装したのを機に最北端のキヨスクは2011(平成23)年に名寄駅になりましたが、これも2016(平成28)年12月20日をもって閉店。

 JR北海道の旅行センター、ツインクルプラザも閉店し、跡形もなくなっていますね。東京駅でもJR北海道のツインクルプラザがあり、都心でのサラリーマン時代、JR北海道を応援したく、いつもここで購入。もちろん、切符の地紋は「北」。

 マルス端末は最新型の日立製作所製MR52型。指宿駅で見かけたのも同機種。旧式のMR32型はおよそ10年で淘汰。

 あと少しで稚内行きの特急がやってきます!!稚内に到着したらゴールではなく、まだまだ続きがあるので、このシリーズの完結を迎えるのは半年後か!?2年も書き続けるとは思いもしなかったな・・・。

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