
日高本線の鵡川から様似間の116キロが廃線へ・・・。この切符は災害で不通になる4ヶ月前、鉄路で全線乗車。最初で最後。
始発の苫小牧から鵡川までわずか4駅でありますが、距離はおよそ30キロ。本線と名乗るのにふさわしくない路線になります。
鵡川といえば・・・白いお父さん犬の故郷、むかわ町まで鉄路が残っているだけでも幸い。

今は無き「江差線」。青函トンネルが開通する前は五稜郭(函館の1つ隣)から江差までの線路を「江差線」と命名。非電化、単線だったのに、青函トンネルが開通すると本州からのレールを木古内まで締結し、函館まで電化開業。木古内から江差間は非電化のまま長年も取り残され、北海道新幹線開業にともない、在来線は第三セクターに転換。非電化区間はJRの飛び地として営業し続けるのは難しく、雪解けを待って2014(平成26)年5月12日廃線。

これも留萌から増毛まで健在だった頃の切符。2015(平成27)年か・・・。pocoのpower原度はまだ顕著しておらず、まあまあ我慢できていた頃。
あの頃、ストレスを抱えていた頃と比べると、プラス8キロも増加。2016(平成28)年12月5日廃線。

新夕張から夕張間も、令和が発表される1日前の2019(平成31)年3月31日に廃線。

札沼線の途中駅である北海道医療大学駅から、終点の新十津川駅までの47.6キロを、2020(令和2)年5月7日をもって廃止すると発表がありました。北海道医療大学駅までは電化されており、学生の利用者も多い。そこからは本数が少なくなり、特に末端区間の浦臼から新十津川間は1日1往復しかない日本一超閑散路線。新十津川に訪ねたときは1日3往復はあったのに、1往復に減らし、ついに配線・・・。
国鉄時代の北海道は網の目のようだったのに、国鉄最後の年や、JR北海道発足後数年後にいくつかの路線を廃線。寂しくなりますね・・・。