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滝川駅(その2)~深川駅

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 滝川駅の留置線で見つけたもの。視力は両眼とも1.5なので、遠く離れた細かい数字でも見逃さない。「777」が見えました。
 (ちなみにアフリカ人はどこまでも続く広い草原に点のような動物でも見分けができるほど7.0以上らしい)

 本当に「777」なのか、カメラでズームアップ。行先サボの文字はかすんで見えなかったけど、芦別行きでした。根室本線で滝川から富良野の真ん中あたり。北海道の市町村のひとつ、芦別市。ここでも滝川市、これから深川駅に行くのも、深川市。
 滝川のとなり、砂川駅も歌志内線の始発駅でした。JR北海道に引き継いで、わずか1年後の1988年4月25日に廃線。歌志内市は炭鉱都市として、昭和20年代には人口4万人に達し、昭和40年代に入ると閉山が相次ぎ、現在の人口は3783人(2015年3月)。日本一人口の少ない市になっています。(日本一人口の少ない自治体は東京都青ヶ島村 170人。2015年10月)

 キハ40 777は、滝川9時36分発 → 釧路18時3分着 308.4キロの運用に入ることもあり、普通列車としては日本一。
 乗車券は3日間有効で5720円。普通列車乗り放題の青春18きっぷなら、1日2370円で乗れます。青春18きっぷは普通列車ならどこでも無制限なので、欲張って乗るなら、18時56分発根室行きの汽車にお乗り換え。根室には21時43分着。滝川からまるまる12時間の旅になります。

 特別仕様なのか、ヘッドマークを入れるポケットがついている!?
 国鉄色は山口県の山陰本線で活躍中のキハ40も全く同じ。北海道に来て、まさか山陰本線と同じものを見かけるとは・・・。

 旭川行き特急カムイに乗車。函館本線といっても、非電化区間は五稜郭から長万部(おしゃまんべ)、山線と言われるニセコや倶知安(くっちゃん)を回って小樽まで。小樽から札幌、旭川方面は電化。

 新型特急なので、新幹線に近づけるような速度で疾走。あっという間に深川駅到着。

 特急から降りると、向かいに汽車が・・・。

 行先が普通で、ディーゼルカー。側面の行先表示のサボも差し込まれていない。どこに行くんだろうな~??電化区間でも、ディーゼルカーの運用が入るときがあるので、この状況を見て、函館本線の滝川行きかな??運転士さんが「乗るんだったら、早く乗って!」と言いたげな表情で私に訴えているんじゃないですか。乗ろうとしなかったので、ドアが閉まり、発車!!

 行ってしまいました~!!

 増毛行きは、あのホーム、留萌本線専用だなと思いながら、時刻表を確認。
 「あああっ!!さっきの汽車は増毛行きだ!!」
 たぶん、さっき乗った特急カムイでも車内放送で「まもなく深川、深川。接続する列車をご案内いたします。11時8分増毛行きは同じホームの向かい側から発車します」とかそのようなアナウンスがあったかも知れない。私たちは全然聞こえないので、失敗。聞こえていたら、間違いなく、その汽車に乗るはずだった。
 ろう者は、「目の人」なので、視覚的にわかるように行先表示を「普通」のままにするのではなく、「増毛」に回転して表示するか、側面のサボ「深川 ←→ 増毛」も付けて欲しい。
 滝川 → 増毛 は100キロ以内なので、本来なら深川での途中下車はできません。2時間もホームで待っていられないので、駅員さんに事情を話し、途中下車。
 友人いわく「すぐ乗り換えればよかった。増毛駅に海鮮丼とか美味しいものがあるし・・・」。残念でした。深川駅周辺で2時間もヒマつぶしです。

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