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ずーっと船が動いていないのに空輸で「超超超速達便」

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 8月12日の朝。赤い郵便屋さんの車が我が家の前に停まり、ピンポーン!
 「ハンコお願いしまーす!」
 510円の赤いレターパックプラスは速達に加え、受領印が必要になるもの。厚さに制限なし、4キログラムまで。封筒からはみ出さないようにうまく梱包し、正六面体で4キログラム以下なら可。夕方以降郵便局に到着したら、すぐ配達へ。

 360円の青いレターパックライトは準速達。(準速達という言葉は郵便局にないけれど、私の造語。青いレターパックも「速達」に変わりは無く、郵便局に到着した時点で速やかに配達しなければならないんですが、必ずしも配達しなければならない、というわけではない。場合により、翌日に回すこともある。)
 厚さは3センチまで。3センチを超えると引き受けはできない。ポストなどの郵便受けに配達されたら、データは「お届け済」入力し、配達完了。受領印は不要。
 
 定型の「速達」は別途280円かかるのに、レターパックは速く相手へ届けたいときに便利なサービス。レターパックは「速達」なので、8月11日のヘリコプター搭載、八丈島でANA飛行機に乗り継ぎ。発送日の翌々日にお届け!!という流れになります。昭和30年代だと、運が良ければ数日後から遅ければ3、4ヶ月後だというのに、今はかなり速い!!
 しかし~重たい箱状の「ゆうパック」はチルドを除いてヘリに積められないので、欠航が続くと三根郵便局で長期保管。あまりにも溜り過ぎると、郵便ヘリを要請し、9人乗りの客室を郵便専用便に変身。


 8月10日 → 12日に届いたとい証拠に電波時計の日付も映るようにしました。日付の改ざんができないように、郵便局の到着印が確かな証拠になりますが・・・。

 もう43回になるんですねぇ・・・。
 第1回目は、1977(昭和52)年。復活の第1回目は、7月24日に実施。もともとは、1950(昭和25)年に第1回牛祭り開かれ、役牛99頭、乳牛79頭、豚44頭、鶏570羽。いつしか牛祭りが中断され、再開は1977(昭和52)年。その頃の台風は今みたいに8月に来る回数がとても少なく、多くの青ヶ島出身の方が帰ってくる、曜日に関係なく8月10日に実施と決められたのは翌年の1978(昭和53)年から。
 当時は参加人数がとても多く賑やかな様子。島民たちのファッションも昭和らしい装いです。

 今年の屋台です。欠航続きでも、ちゃんと提供できているところが素晴らしい!!
 牛すじてりやきチキン。牛肉とチキンを一緒にしたもの!?どんなものなのか気になるところ・・・
 スパムおにぎりは沖縄で人気な料理なんです。もしかしたら、青ヶ島在住のうちなんちゅ(沖縄方言で「沖縄の人」)に作り方を伝授!?
 カレーライスは以前お世話になったところですね。とっても気さくな、お人柄でした。
 あおがしま屋さんは、宿屋さんですが、いろんな、ひんぎゃの塩から作られた「あおがしまスイーツ」で有名です。うな丼も出るんですか!?
 広江建設さんは、手羽先唐揚げ。青年団の「焼きそば」は毎年の定番メニューですね。

 喫煙場所は奥に追いやられていますね・・・。昔・・・2010(平成22)年の時は会場のあちこち灰皿が置かれていて、タバコ吸い放題だったけれど、近年制定された東京都受動喫煙防止条例の全面施行に伴い、日本一秘境の青ヶ島村まで対策。

 青ヶ島ステッカー。どこに貼りましょうか・・・。

 最後に毎年頂いている、牛Tシャツです!!8枚目になりました。生地が大変丈夫なので、8年前でも劣らず今でもランダムで着用中。小笠原に出かけても「あおがしま」や「青ヶ島」の文字がでかでか・・・。すぐ着るのがもったいないので、本当に着る前に封を切りますね。
 いつも、いつも、本当にありがとうございます!!

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