東京都小笠原村。この存在を知ったのは、中学校の頃。緯度が沖縄と同じくらいの海洋国とは知っていましたが、行く手段が船しかなく、28時間も!?(当時の初代おがさわら丸)父島に「二見」という地名があり、山口県の何もない超ド田舎も「二見」。青ヶ島村も八丈島から70キロ、八丈島はひょうたんのような形。青ヶ島は米粒。こういう極端な場所に興味を持っても、当時はインターネットがなく、本などで調べるしかなかった。
社会人になってから、小笠原フリークになり、毎年、山口の二見へ帰省すると同じように、南の「二見」へは必ず帰っていた。当時はメンバ-に学生もいるし、贅沢な乗り方はせず、いつも2等の和室。2代「おがまる」に窓があるのはCデッキ。それを狙うには、朝早く出かけては順番待ち。Dデッキだと窓がなく、今の時間は昼間なのか夜間なのかわからず、時間の感覚がわからなくなる。Cデッキにこだわりすぎて朝早く竹芝桟橋に到着。
当時、1人暮らしなので、当然ながら自分で目覚ましをセットしなければならない。小笠原出発の日。目を覚ますと、時計の針は無情に当時10時出航時刻を過ぎていた。はっとして、当時、ガラケーの携帯電話の蓋を開ける。友人から次々とメール着信。「どうした?今どこ?」「もうすぐ出発だよ」乗り遅れている!!オーマイガー!!そのとたん、本当に目が覚める。はっとして飛び起きて、今日は何日!?今の時間は!?・・・・なーーーんだ、夢だったのか!はぁ・・・・
2代おがまる(1997年~2016年)の時刻表 25時間半の船旅
東京竹芝10時出航 → 父島二見 11時30分入港
父島二見14時出航 → 東京竹芝 15時30分入港
3代おがまる(2016年~ ) 24時間
東京竹芝11時出航 → 父島二見 11時入港
父島二見15時30分出航 → 東京竹芝 15時30分入港
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2代おがまるの2等和室は、先着順だけど、今の新しいおがまるは、あらかじめ座席が割り当てられる全席指定席なので、11時出航の1時間前の10時に竹芝桟橋に着けばいい。今回は余裕を持って出かけました。令和元年の7月は梅雨寒が続き、小笠原に出発する日の朝は、少しひんやり。
これから24時間かけて、小笠原に行くんだぞ!!と早くも出発時点で「母島産のラム酒ソーダ割」をオーダー。母島で獲れたサトウキビを蒸留させたもので南国ムードが漂うような味わいです。
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船に入る前に改札。乗船券に印字されたQRコードにピッとスキャン。その乗船券は下船時に渡さなければならない大切なもの。理由は、下船時の集札時もピッとスキャンし、乗船時の人員と、下船時の人員、全く同じ数字にしなければならぬ。乗船時より人員が減ってしまうと、航海中に海に身を投げた可能性があるとして捜索になります。誤って紛失してしまっても、船内のフロントで身分証明になるものを提示し、乗船時に確かに改札を行ったと認めていれば、再発行してもらえます。
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6階フロアは1等。JRのブルートレインに例えるとしたら、A寝台の個室。1番安い2等和室はB寝台の開放型寝台。
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若かった頃は金銭に余裕がなく、いつも安いほうを利用していたが、私も友人も歳を取り、おじさん(?)になったので、ゆとりを持って、このお部屋。
1等スタンダードは2人部屋だけど、1人で利用するときは6千円加算になります。1人旅のときは、まるでカプセルホテルだけど、ほぼ半個室になる、特2等寝台が便利。「特」が」付くタイプは、寝台に衛星放送が見られるテレビ付き。普通の「2等寝台」は寝台のみでテレビは付かない。
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ついに、竹芝桟橋離岸。次の着岸地は24時間後の、小笠原二見港。
24時間運行になりますが、「おがまる」乗務員は1人8時間勤務で3交代制かな・・??
社会人になってから、小笠原フリークになり、毎年、山口の二見へ帰省すると同じように、南の「二見」へは必ず帰っていた。当時はメンバ-に学生もいるし、贅沢な乗り方はせず、いつも2等の和室。2代「おがまる」に窓があるのはCデッキ。それを狙うには、朝早く出かけては順番待ち。Dデッキだと窓がなく、今の時間は昼間なのか夜間なのかわからず、時間の感覚がわからなくなる。Cデッキにこだわりすぎて朝早く竹芝桟橋に到着。
当時、1人暮らしなので、当然ながら自分で目覚ましをセットしなければならない。小笠原出発の日。目を覚ますと、時計の針は無情に当時10時出航時刻を過ぎていた。はっとして、当時、ガラケーの携帯電話の蓋を開ける。友人から次々とメール着信。「どうした?今どこ?」「もうすぐ出発だよ」乗り遅れている!!オーマイガー!!そのとたん、本当に目が覚める。はっとして飛び起きて、今日は何日!?今の時間は!?・・・・なーーーんだ、夢だったのか!はぁ・・・・
2代おがまる(1997年~2016年)の時刻表 25時間半の船旅
東京竹芝10時出航 → 父島二見 11時30分入港
父島二見14時出航 → 東京竹芝 15時30分入港
3代おがまる(2016年~ ) 24時間
東京竹芝11時出航 → 父島二見 11時入港
父島二見15時30分出航 → 東京竹芝 15時30分入港
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2代おがまるの2等和室は、先着順だけど、今の新しいおがまるは、あらかじめ座席が割り当てられる全席指定席なので、11時出航の1時間前の10時に竹芝桟橋に着けばいい。今回は余裕を持って出かけました。令和元年の7月は梅雨寒が続き、小笠原に出発する日の朝は、少しひんやり。
これから24時間かけて、小笠原に行くんだぞ!!と早くも出発時点で「母島産のラム酒ソーダ割」をオーダー。母島で獲れたサトウキビを蒸留させたもので南国ムードが漂うような味わいです。
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船に入る前に改札。乗船券に印字されたQRコードにピッとスキャン。その乗船券は下船時に渡さなければならない大切なもの。理由は、下船時の集札時もピッとスキャンし、乗船時の人員と、下船時の人員、全く同じ数字にしなければならぬ。乗船時より人員が減ってしまうと、航海中に海に身を投げた可能性があるとして捜索になります。誤って紛失してしまっても、船内のフロントで身分証明になるものを提示し、乗船時に確かに改札を行ったと認めていれば、再発行してもらえます。
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6階フロアは1等。JRのブルートレインに例えるとしたら、A寝台の個室。1番安い2等和室はB寝台の開放型寝台。
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若かった頃は金銭に余裕がなく、いつも安いほうを利用していたが、私も友人も歳を取り、おじさん(?)になったので、ゆとりを持って、このお部屋。
1等スタンダードは2人部屋だけど、1人で利用するときは6千円加算になります。1人旅のときは、まるでカプセルホテルだけど、ほぼ半個室になる、特2等寝台が便利。「特」が」付くタイプは、寝台に衛星放送が見られるテレビ付き。普通の「2等寝台」は寝台のみでテレビは付かない。
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ついに、竹芝桟橋離岸。次の着岸地は24時間後の、小笠原二見港。
24時間運行になりますが、「おがまる」乗務員は1人8時間勤務で3交代制かな・・??