JR東海。日本の大動脈、東京から新大阪の東海道新幹線のみ専念しており、ネット予約サービスはJR西日本のe5489システムを借りるなどにして、JR東日本のモバイルsuicaやクレジット決済、JR6社のネット予約に対応できる「えきねっと」など細かなサービスがない。
もともとは北海道から九州まで各鉄道管理局だった国鉄。旅客営業規則や「みどりの窓口」のマルスシステム、ジパング倶楽部(シニア向けの割引)、オレンジカードはJR6社に引き継いだが、民営化になってから新しくできたサービスは各社ごとに異なっている。
JR東海の秘境路線といえば、秘境度全国2位の小和田駅を抱える飯田線としか思い浮かばないのですが、名松線も秘境でした!!
名松線は、もともと、三重県名張市の名張駅と、松阪駅を結ぶ路線として開業する予定として、名張と松阪のそれぞれ1文字を取り「名松線」と命名したのに、近鉄大阪線が先に松阪から名張まで開業。近鉄に先を越され、名張まで開通させる意義を失ったまま、コクテツは途中の伊勢奥津止まり。
名松線を維持するだけでも赤字を生む超ローカル線なので、JR東海さんは2009(平成21)年10月の台風18号による被害で家城~伊勢奥津間の鉄路がめくちゃくちゃ破壊され、廃線候補にあがったというのに、復旧するのに三重県と津市が復旧費用を負担するのに応じたため、存続が決定。復旧工事に7年の歳月をかけ、2016(平成28)年3月に復旧。
家城までは1日8往復、さらに奥の伊勢興津までは1日6往復。東京から乗りに行くのに至難の業だけど、名古屋、津や松阪あたりで宿泊してから出かけたほうがアクセスしやすい。
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製造してから20年経つのに、ピカピカ。JR東海さんは「コクテツ」のボロ車両を早くも一掃。ディーゼルのキハ40や48はミャンマーに譲渡。今でも残る国鉄車両は東海道本線の211系。トイレもないし、窓に保護シートが張られているのか、車窓の風景を楽しめないほど汚れのスモークがかかっている。熱海で211系に乗りかえたときはトイレ無しでずーっと静岡まで我慢。静岡で新型の311系が先頭に連結してくれたので、座席移動したくらい。211系は千葉の房総半島で一時活躍し、現在は高尾以遠の中央本線に転勤。211系に似たJR九州の415系1500番台は国鉄時代の1986(昭和61)年にデビュー。その頃はJR九州のカラーは「赤」と決められていなかったのか、ラインカラーは「青」。
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北海道の花咲線や釧網線のキハ54も九州の「赤」ラインカラー。萌黄色にしなかったのは、国鉄時代に配色された名残。
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松阪市は人口16万人の都市なのに、松阪を出て1つ隣の駅は早くも秘境駅を呈しています。
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のどかな田舎~!!
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次の駅、権現前駅も、青空改札の無人駅。
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いせはた駅。いせはたと聞くと漢字は「伊勢畑」だけど、「伊勢八太」でした。
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ここでものどかな風景が続きます。
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一志(かずし)という男性の名前がありますが、こちらは「いちし」。
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ここでも無人駅なので、運転士さんが駅に停まるたびに運賃箱のところで乗車券収受、無人駅から乗った方の運賃徴収。
井関駅。ここでも姓名の駅になっています。「井関一志」さんがいれば、「井関 → 一志 経由:名松 ¥140」のマルス券を名刺代わりに使えそう。
「私はこういう者です」と、実際に発券された井関から一志までの乗車券を渡す。たぶん、相手はぎょとんとして、「いせきかずしさん とお読みしますか?」かも・・・。
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井関駅舎。こういう田舎の風景が好きです・・・。
もともとは北海道から九州まで各鉄道管理局だった国鉄。旅客営業規則や「みどりの窓口」のマルスシステム、ジパング倶楽部(シニア向けの割引)、オレンジカードはJR6社に引き継いだが、民営化になってから新しくできたサービスは各社ごとに異なっている。
JR東海の秘境路線といえば、秘境度全国2位の小和田駅を抱える飯田線としか思い浮かばないのですが、名松線も秘境でした!!
名松線は、もともと、三重県名張市の名張駅と、松阪駅を結ぶ路線として開業する予定として、名張と松阪のそれぞれ1文字を取り「名松線」と命名したのに、近鉄大阪線が先に松阪から名張まで開業。近鉄に先を越され、名張まで開通させる意義を失ったまま、コクテツは途中の伊勢奥津止まり。
名松線を維持するだけでも赤字を生む超ローカル線なので、JR東海さんは2009(平成21)年10月の台風18号による被害で家城~伊勢奥津間の鉄路がめくちゃくちゃ破壊され、廃線候補にあがったというのに、復旧するのに三重県と津市が復旧費用を負担するのに応じたため、存続が決定。復旧工事に7年の歳月をかけ、2016(平成28)年3月に復旧。
家城までは1日8往復、さらに奥の伊勢興津までは1日6往復。東京から乗りに行くのに至難の業だけど、名古屋、津や松阪あたりで宿泊してから出かけたほうがアクセスしやすい。
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製造してから20年経つのに、ピカピカ。JR東海さんは「コクテツ」のボロ車両を早くも一掃。ディーゼルのキハ40や48はミャンマーに譲渡。今でも残る国鉄車両は東海道本線の211系。トイレもないし、窓に保護シートが張られているのか、車窓の風景を楽しめないほど汚れのスモークがかかっている。熱海で211系に乗りかえたときはトイレ無しでずーっと静岡まで我慢。静岡で新型の311系が先頭に連結してくれたので、座席移動したくらい。211系は千葉の房総半島で一時活躍し、現在は高尾以遠の中央本線に転勤。211系に似たJR九州の415系1500番台は国鉄時代の1986(昭和61)年にデビュー。その頃はJR九州のカラーは「赤」と決められていなかったのか、ラインカラーは「青」。
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北海道の花咲線や釧網線のキハ54も九州の「赤」ラインカラー。萌黄色にしなかったのは、国鉄時代に配色された名残。
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松阪市は人口16万人の都市なのに、松阪を出て1つ隣の駅は早くも秘境駅を呈しています。
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のどかな田舎~!!
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次の駅、権現前駅も、青空改札の無人駅。
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いせはた駅。いせはたと聞くと漢字は「伊勢畑」だけど、「伊勢八太」でした。
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ここでものどかな風景が続きます。
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一志(かずし)という男性の名前がありますが、こちらは「いちし」。
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ここでも無人駅なので、運転士さんが駅に停まるたびに運賃箱のところで乗車券収受、無人駅から乗った方の運賃徴収。
井関駅。ここでも姓名の駅になっています。「井関一志」さんがいれば、「井関 → 一志 経由:名松 ¥140」のマルス券を名刺代わりに使えそう。
「私はこういう者です」と、実際に発券された井関から一志までの乗車券を渡す。たぶん、相手はぎょとんとして、「いせきかずしさん とお読みしますか?」かも・・・。
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井関駅舎。こういう田舎の風景が好きです・・・。