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10月からハガキ63円・封筒84円

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 2019(令和元)年7月8日、郵便局から10月からの値上げに伴う新デザインの普通切手が発表されました。
 
 ・詳しくは こちら (PDF形式のファイルが開きます)

  63円 (ハガキ料金)
  84円 (定形郵便25gまで)
  94円 (定形郵便50gまで)
 210円 (定形外規格内150gまで)
 290円 (速達用)
 320円 (簡易書留用)

 どのデザインも美しいですが・・・・1番気に入ったのは210円。西表石垣国立公園のサンゴ礁。
 現行の速達料金は280円。那智の滝になっていて、赤味は帯びていなかった。昭和40年頃から平成の半ばまで印面周囲に0.5ミリ幅の色検知枠付きの普通切手を発行。色検知とは、機械が切手の枠を読み取って、これは普通、赤色が検知されていれば、速達といったように仕分け。
 普通郵便は緑または青枠、速達は赤枠、または黄色の枠といったように。2007(平成19)年の郵便局民営化を機に色検知の枠は廃止。速達といえば、「赤」のイメージがいまだに強く、290円はやっと印面の半分以上は「赤」が復活。

 普通郵便で1日届く範囲なら、わざわざ「速達」にしなくても翌日届く。都内から書類を「速達」で職場に届くが、280円切手が余計に貼られているだけで配送スピードは普通郵便と同じ。もったいないな~と思える一瞬。普通郵便で2、3日以上かかる地域なら「速達」にしたほうがお得です。  青ヶ島宛なら書状の「速達」だと空輸。小笠原宛に「速達」扱いにしても引き受けてくれますが、どんなに急いでも週1の船便「おがさわら丸」以外の輸送手段がありません。

 10月から復活!?4円切手。


 しかし、新しいデザインの4円は発行無し。

 60円切手の組み合わせに3円切手も復活しそう。新しいデザインの3円切手が出ているのは、将来の値上げを見込んでいたかも知れません。
 30年前の1989(平成元)年、ハガキ料金が41円になったときに1円切手の出番が急増したと同じように10月から30年ぶりに出番が増えるかも、と思いましたが、今の時代はスマホでメールやLINE、しかもQRコードを当ててハガキの代わりに応募できる時代。

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