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Channel: 東京アイランド
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2019年7月1日から施行です!

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 非喫煙者にとっては嬉しいニュース。昭和の末期は、どこに行ってもタバコ吸い放題。駅も、病院も、役所も・・・。子供のころ、喘息にかかって病院へ。待合室は灰皿スタンドだらけでしかも、お医者さんもシャツのポケットにタバコをしのばせ、机の上に灰皿も置いてあったこともおぼろげな記憶が・・・。喘息の治療を受けに行っているのに、これじゃ本末転倒。
 DD51機関車のけん引するレッドトレイン。オハ50系がデビューした直後、最初から全車両灰皿が付く設計。何もない田舎から乗ったときは、ガラガラ空いていて問題はなさそうだけど、途中から立ち客が出るほど混み始める。あれほど混んでいるのにも関わらず、紫煙をくゆらせる。あの頃のニッポンは喫煙天国だった。

 平成の半ば頃の2003(平成15)年に健康増進法施行。首都圏の駅から灰皿が撤去され、ホームおよび構内の終日禁煙化もその頃から。
 あれから16年後の2019(令和元)年。さらに厳しくする「改正健康増進法」施行。まずは、学校、役所、病院などの敷地内を原則として禁煙とする。2020(令和2)年からは努力義務だった飲食店も分煙の対象となってしまいます。
 実際、うちの職場でも敷地内すなわち、駐車場も含むとなっている。マイカーであっても駐車場で喫煙しても許されるっていうのではないんですよ。朝の駐車場争奪戦でやっと、枠内にピットイン。車の中で朝ドラの「なっちゃん」を楽しんでいるさなか、何処からともなくタバコのにおいが!!まわりを見たら、隣で停めていたおばちゃまが、禁煙になる勤務時間に備え、ひっきりなくタバコを吸い溜め。6月までは自分の車でタバコを吸われても文句は言えないけれど、今月からは禁煙ですよ!!
 敷地内の指定屋外喫煙場所以外は原則として禁煙になりますが・・・愛煙家はタバコを吸いたくなったら、わざわざあそこまで出向くっていうのは結構大変ですよ。ここだけではなく、他の場所でも原則として禁煙になり、昭和の喫煙天国とは違って「タバコが吸える場所探し」がかなり苦痛になるのでは。タバコでストレスは解消できると思われがちだけど、現在の状況からみると、かえってストレスになるのではないですか。もう、愛煙家のみなさんよ~、タバコはニコチンに支配されている奴隷だと目覚めてくださいな。

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