Quantcast
Channel: 東京アイランド
Viewing all articles
Browse latest Browse all 6808

秘境駅・豊ヶ丘(とよがおか)駅

$
0
0

 8時46分、豊ヶ丘駅。札沼線全線の駅名を事前に調べておけばよかったのに、うっかり失念しておりました。
 秘境駅へ行こう!のホームページによれば、豊ヶ丘駅はかなり上位に来ており、13位。
 写真は友人が撮ってくれましたが、汽車が出た直後、「さっきの駅、秘境駅だったよ」「えっ?知らなかった・・・あそこに珍しい小屋のようなものあるなと気になって撮っただけ」。
 ここはホームの先にあり、少し奥に見える小屋のようなものは豊ヶ丘駅の待合室。道は舗装されていなくて、まわりは鬱蒼と木々が生い茂る雰囲気。途中下車して、待合室の中を見てみたいものですが、降りてしまうと次に来る汽車が・・・11時49分、次は18時08分がこの日最終。
 北海道医療大学までは輸送密度が高く電化されているのに、そこを過ぎると青天の霹靂。北海道医療大学から22.1キロ(450円)、札幌からは52.6キロ(1070円)。
 JR北海道は新幹線や需要の見込めそうな路線に集中投資をするため、採算の合わない路線や、利用客がいなくても電気代や雪かき代などがかかる駅を廃止する考え。札沼線の北海道医療大学から新十津川間については、まだ報道されていませんが、利用状況を見ると危うい感じです。
 留萌本線の末端区間、留萌から増毛間(16.7キロ)は廃止する方針でほぼ決まったようです。
 利用の見込めない駅の廃止に日本一秘境駅の小幌駅を対象にしていましたが、豊浦町役場が頑張ってくれたお陰で廃止は免れました。役場が1つの駅を管理するなら、なんとか存続できそうですが、三江線は108.1キロ。沿線は過疎化が進んでいるし、厳しい状況。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 6808

Trending Articles