けーおー観光

　ニュースで報じられていましたが、ＫＯ観光がキセルで２億円搾取。キセルというのは、喫煙道具の両端は「カネ（金）」のイメージからにして改札に入場するための最低料金のきっぷと、目的地付近のきっぷの２枚を所持し、途中の運賃を踏み倒す不正行為を指す。あるいは、無札で改札を強行突破するのもキセルの一種。
　この行為だけで２億円も！？と記事をよく読んでみたら、団体乗車券を発売するときに実際に利用する人数より少ない料金で発売し、利用者から正規料金を徴収。その差額を不正に利益にしていたということ。これだったら、「キセル」ではなく、「詐欺行為」。
　大手私鉄の旅行会社にＪＲから借り入れたマルス端末も設置されている。団体で特急の指定席を抑えるのも、ＪＲにカネを支払わなくても予約は可能。いわゆる料金が￥＊＊＊になっている「指ノミ券」。利用者から正規料金を徴収しておきながらＪＲに支払わないってことかも。同じ鉄道業界同士なのに、欺くなんてとんでもないことです！