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浜原~粕淵(かすぶち)

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 7月18日の夜サンライズ出雲で米子入り、19日は境港線全線乗車、路線バスで松江城へワープ、松江駅から鳥取駅まで特急。20日は鳥取から因美線・姫新線・伯備線(一部)・芸備線・三江線といったように中国山地縦貫ローカル鉄道旅。鳥取駅を7時23分に出発して、今夜の宿、粕淵駅19時4分到着。およそ12時間、距離はわずか301.9キロ。
 東京から名古屋までとほぼ同じくらいの距離、「のぞみ」なら1時間半で行ける距離を12時間かけて・・・。
 当初予定では、浜原駅に18時30分に着くので、迎えに来て欲しいと宿に連絡してしまいましたが、友人いわく「翌朝は粕淵からなので、浜原から粕淵の間だけクルマだと、三江線を全線乗車したとはいえない。30分待てば、次の汽車があるし、浜原駅に迎えに来てもらうと、浜原駅周辺の写真とか撮れなくなるんじゃない?」とのこと。あ、なるほど、と思い、宿に再び連絡しました。「他のお客様はほとんどマイカーなんでしょうか?」とそのとき聞いてみました。「はい、ほとんどマイカーですが、JRでいらっしゃるのは稀です。でも、駅までの送迎サービスもありますので、ご利用下さい」と丁寧な対応に安心。

 奥に見える汽車は、三次から浜原行き。(折り返して、三次行)これから乗るのは手前の浜原発江津行きの最終列車。

 ワンマンカーの料金表もリセットされていました。運転士さんは・・・なんと!!三次からと同じ人でした。三次発16時56分から乗務開始。1時間半の運転で浜原駅到着。三次行きの運転士さんに引継ぎして、30分休憩。反対側の汽車に移動して、再び19時00分から乗務開始。途中の石見川本駅に19時38分到着して、30分休憩。20時10分に発車して、21時16分江津到着。
 4時間のうち、休憩は1時間半運転して、30分ずつ2回。ワンマンカーなので、三次から江津までぶっ通しだと疲れてしまいます。
 三次から江津まで全線108.1キロとはいえとも、江の川に沿ってくねくね曲がっている路線なので、汽車もそんなに速度は出せません。
 1日5本の超閑古路線ですが・・・沿線にお住まいの方々はとても大切な交通手段なので、いつまでも存続して欲しい。

 まだ19時だけど、この日5本目の最終列車。浜原駅出発!!

 7月は19時になってもまだ明るい。ここは西日本なので、暗くなるのは19時30分頃か。

 わずか4分で、粕淵駅到着~!!下車客はもちろん私だけ。浜原駅で見せた切符をまた同じ運転士さんに提示して途中下車。

 ここから江津まで48.1キロなのに2時間かかります。新人運転士さんの横で先輩の指導員が立っていましたが、今は1人立ちし、三江線の光風明媚な風景を楽しみながら何度も往来・・・いや、浜田鉄道部なので、山陰本線も運転するときもあるかも知れない。
 クルマの制御は右足、ハンドルは両手を使うけど、新型の汽車や電車は発車や停車、速度制御はすべて右手で。今回の新人運転士さんはカクッといったような衝動はなかった。すーっと発車して、静かに停車目標線手前に停車の繰り返しなので、乗り心地は抜群。汽車や電車で右足を使うとしたら、警笛。キハ40とか古い國鐵タイプはマニュアルなので、両手で制御。ここまで運んでくれて、ありがとう。お疲れ様~!!
 記事はここまで来るのに、本当に長い日数を要してしまいました。もう3ケ月近く。相変わらず、季節が2、3回変わっても書き続けるかも知れない・・・。

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