去年度はウェイター役をやっていなかったので、皆さんの食事を心配するほどではなかったんですけど、今年の4月から急変。
ここはワンマン派の特殊な部署なのか、出前の電話を絶対にしない。食堂が遠くなり、出前を利用したい。電話リレーサービスが使えるので、実質的に自分からも電話をして取り寄せることはできる。しかし、自分の分だけ頼む、というのは気が引けるので、皆さんの希望を聞きに回る・・・というのが発端。
最初のころは特にルールは設けず、数人分を電話をするだけだったんですけど・・・「あの~出前屋さんが来て、私が立て替えたんですけど、お昼代が足りないんですー」とか、「私は千円を入れて、お釣りは〇円のはずだけど、足りないんです」と電話をした私に請求が来るのがオチ。注文を受けたときに代金を徴収するというルールに変更したので、引き出しの一部が多量の小銭を常備するレジスター化。
9月の暑い日だったかな、A店は冷やしタンタン麺、B店は合挽きピリ辛麺。どちらも白髪ネギが乗っていて見た目よく似ている。どちらの店から持ってきたのか、器のデザインでわかるはずだけど、取り違えて召し上がれた人も。差額は当事者同士で話し合って解決できれば済む話なのに・・・なぜか第三者であるはずに私に相談。
「そうなんですか!?」と空になったどんぶりを確認。きれいに平らげていますね。
「どちらも美味しくてよかったな!」と笑って片付くつもりだったけど、わざわざ言いに来たのは大盛りを頼んだのに、普通盛りだったのが不満だと気づき、回収した代金の一部を返金。そうすると、また私の引き出しから小銭を補てん、ということになるので、「あの・・・あなたが頼んだのはB店の合挽ピリ辛麺ですよね。実際に召し上がれたのはA店の冷やしタンタン麺の大盛りなんです。だから、足りないのは〇〇円ですよね」と回収にその人の席まで伺う。驚いた表情で「あっ、すいません!やけに大盛りなんだなーと思ったんですよ・・・」あのデブ(私のこと)なら食べ物に関しては細かくメニュー名や金額の計算も出来て人様に説得力があるから、回収するのはうちの仕事だととんでもない勘違いをしているな・・・。
さらにまた今日もトラブル発生~!!
聞きに回った結果、A店とB店の2ヶ所。私が頼んだA店は問題なく届けてくれたが、上司に頼まれたB店はなかなか来ない。
上司の席に近いので、「B店はいつも早く来るんですけど、今日は遅いみたいですね。お先にいただきます」
「いえいえ、気にしていませんので大丈夫ですよ」
12時15分。もしかしたら・・・??と、となりの課へ確認。あれれっ!?B店のランチメニューを美味しそうにほおばっていいるんじゃない。「間違えて1品そちらに届いていません?」「こちらは注文したとおりなんですね」「そうなんですか。1品だけだから、おざなりにしたかもね、ありがとう」
電話をしてみたら、「〇〇課さんですかっ!すいません、確認します!!」「あっ、ありました!伝票が抜けていたので、届けるの忘れたんです!!今からすぐお作りしますが、時間は間に合いますか?」<上司に事情を説明。はあ?そういうこともあるんですかね。今からでも大丈夫なのか?あの店はここから車で5分くらいだから、大急ぎで作ってここまでは10分くらいかも>「はい、すいません、お願いします」その後、慌てすぎて交通事故に遭ってしまわないか、少し心配しながら待つ。
・・・15分後。いつものおばちゃまが小走りでお出まし~!!熱々のどんぶりを受け取って、リレーのように上司席にお届けっ!
「遅くなってすいません、その代わり、作りたてのアツアツですよね~。よかったでーす!」
スクーターで来たのか、車で来たのか不明だけど、とにかく、出前天国の韓国に匹敵するほどスピード!!正直に言って、電話をしたとたん、すぐに出来立てアツアツを持ってきてくれるのは「はえぇぇぇー!」です。
すると、隣の課から心配して「大丈夫でしたか?」
「はい、おかげさまで。予想していたとおり、1品だからおざなりにされて伝票抜けたんですよ、そちらの課は出前を頼む人が多いから、忘れずにちゃんと届けてくれるんですけどね。注文したのは私じゃなくて上司なんです。メシアシ担当って感じ」
ウェイターとは、多様な要求を持つ顧客それぞれに常に安定した気持ちで対応できる精神、加えて顧客の喜びを自分自身の喜びとする人間性が求められる職業となっているけど、あの・・・好きでウェイターをやっているのではないんですよぉぉ・・・。
来年の3月、ウェイターを卒業して、私の引き継ぎになる人が来たとしても、喜んでウェイターを引き受けるわけではないので、前みたいに出前を頼まない課として自然消滅、となるかも。
ここはワンマン派の特殊な部署なのか、出前の電話を絶対にしない。食堂が遠くなり、出前を利用したい。電話リレーサービスが使えるので、実質的に自分からも電話をして取り寄せることはできる。しかし、自分の分だけ頼む、というのは気が引けるので、皆さんの希望を聞きに回る・・・というのが発端。
最初のころは特にルールは設けず、数人分を電話をするだけだったんですけど・・・「あの~出前屋さんが来て、私が立て替えたんですけど、お昼代が足りないんですー」とか、「私は千円を入れて、お釣りは〇円のはずだけど、足りないんです」と電話をした私に請求が来るのがオチ。注文を受けたときに代金を徴収するというルールに変更したので、引き出しの一部が多量の小銭を常備するレジスター化。
9月の暑い日だったかな、A店は冷やしタンタン麺、B店は合挽きピリ辛麺。どちらも白髪ネギが乗っていて見た目よく似ている。どちらの店から持ってきたのか、器のデザインでわかるはずだけど、取り違えて召し上がれた人も。差額は当事者同士で話し合って解決できれば済む話なのに・・・なぜか第三者であるはずに私に相談。
「そうなんですか!?」と空になったどんぶりを確認。きれいに平らげていますね。
「どちらも美味しくてよかったな!」と笑って片付くつもりだったけど、わざわざ言いに来たのは大盛りを頼んだのに、普通盛りだったのが不満だと気づき、回収した代金の一部を返金。そうすると、また私の引き出しから小銭を補てん、ということになるので、「あの・・・あなたが頼んだのはB店の合挽ピリ辛麺ですよね。実際に召し上がれたのはA店の冷やしタンタン麺の大盛りなんです。だから、足りないのは〇〇円ですよね」と回収にその人の席まで伺う。驚いた表情で「あっ、すいません!やけに大盛りなんだなーと思ったんですよ・・・」あのデブ(私のこと)なら食べ物に関しては細かくメニュー名や金額の計算も出来て人様に説得力があるから、回収するのはうちの仕事だととんでもない勘違いをしているな・・・。
さらにまた今日もトラブル発生~!!
聞きに回った結果、A店とB店の2ヶ所。私が頼んだA店は問題なく届けてくれたが、上司に頼まれたB店はなかなか来ない。
上司の席に近いので、「B店はいつも早く来るんですけど、今日は遅いみたいですね。お先にいただきます」
「いえいえ、気にしていませんので大丈夫ですよ」
12時15分。もしかしたら・・・??と、となりの課へ確認。あれれっ!?B店のランチメニューを美味しそうにほおばっていいるんじゃない。「間違えて1品そちらに届いていません?」「こちらは注文したとおりなんですね」「そうなんですか。1品だけだから、おざなりにしたかもね、ありがとう」
電話をしてみたら、「〇〇課さんですかっ!すいません、確認します!!」「あっ、ありました!伝票が抜けていたので、届けるの忘れたんです!!今からすぐお作りしますが、時間は間に合いますか?」<上司に事情を説明。はあ?そういうこともあるんですかね。今からでも大丈夫なのか?あの店はここから車で5分くらいだから、大急ぎで作ってここまでは10分くらいかも>「はい、すいません、お願いします」その後、慌てすぎて交通事故に遭ってしまわないか、少し心配しながら待つ。
・・・15分後。いつものおばちゃまが小走りでお出まし~!!熱々のどんぶりを受け取って、リレーのように上司席にお届けっ!
「遅くなってすいません、その代わり、作りたてのアツアツですよね~。よかったでーす!」
スクーターで来たのか、車で来たのか不明だけど、とにかく、出前天国の韓国に匹敵するほどスピード!!正直に言って、電話をしたとたん、すぐに出来立てアツアツを持ってきてくれるのは「はえぇぇぇー!」です。
すると、隣の課から心配して「大丈夫でしたか?」
「はい、おかげさまで。予想していたとおり、1品だからおざなりにされて伝票抜けたんですよ、そちらの課は出前を頼む人が多いから、忘れずにちゃんと届けてくれるんですけどね。注文したのは私じゃなくて上司なんです。メシアシ担当って感じ」
ウェイターとは、多様な要求を持つ顧客それぞれに常に安定した気持ちで対応できる精神、加えて顧客の喜びを自分自身の喜びとする人間性が求められる職業となっているけど、あの・・・好きでウェイターをやっているのではないんですよぉぉ・・・。
来年の3月、ウェイターを卒業して、私の引き継ぎになる人が来たとしても、喜んでウェイターを引き受けるわけではないので、前みたいに出前を頼まない課として自然消滅、となるかも。