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もともとは全線ディーゼルだったけれど、電化されたのは2004(平成16)年からでした。加古川線で活躍していたキハ40や47が山陰本線に転属。エメラルドグリーンをまとった車両はとても目立っていましたが、現在は国鉄オリジナルの朱色に戻しています。
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今の時代、JR北海道(※)を除き、冷房率は100%になりましたが、1963(昭和38)年、103系が新しく登場されたときの設計はエアコン無し。あとになって、天井に冷房ダクトを取り付けた跡が見られます。これは扇風機を取り外し、ダクトが見えないようにきれいに取り付けたもの。
(※)JR北海道の夏はとても短く、窓を開けても爽やかな風が入ってくるので、キハ40、54にエアコンがなくても大丈夫。
山陰本線のキハ40、47はもともとエアコン無しの設計。国鉄時代、特急や急行など特別料金を徴収する車両ならエアコンを最初から取り付けるが、普通列車はもってのほか。たまに急行のキハ58+28が普通列車に割り当てられても、急行券無しでエアコンが入るので、それが来たときがとってもお得感倍増だった。(40,47にエアコンが取り付けられたのは1998(平成10)年ころ、現在の冷房率は100%)
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厄神(やくじん)駅。辞書を引いてみたら、「災厄をもたらす悪神と、厄除けの神」の1つの言葉に2つ以上の意味合いがある。「厄」という字は、 災難。わざわいになるので、縁起のよい駅とは言えない。
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次は市場駅。この近くに市場らしきものは見当たりませんでした。千葉の総武本線に「八日市場」駅あり。読み方は「ようかいちば」なので、「妖怪千葉」という当て字も可能。
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次は小野町駅。「小野」という字は全国にあります。まずは山口県の「小野田」。群馬県の吾妻線にも「小野上温泉」、福島県の磐越東線にも「小野新町」。そして、本家は中央本線辰野支線(長野県)および滋賀県湖西線の「小野」。
中央線辰巳支線は、昔ならどちらも選択乗車可能ですが・・・2010年頃から旅客営業規則第69条の経路特定区間から除外されたので、別線扱いの「中央2」になります。
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1つ手前の「粟生」を撮り損ねてしまいました。「粟生」と書いて、「あお」。
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青野ケ原駅。袖ケ浦市では、1991(平成3)年に市制を施行するとともに「ヶ」を小さくしないで「ケ」と表示をする、となっています。袖ケ浦市の公式ホームページでは「袖ケ浦」と表示。大分県の柳ヶ浦駅は・・・駅名標や駅看板の文字は小さな文字の「ヶ」だけど、マルス端末で発券される駅名表示は「柳ケ浦」と印字。JRのマルス端末では、「ヶ」を小さく印字せず、全国「ケ」で共通。ちなみに日本一秘境村、絶海の孤島、青ヶ島は「青ケ島」とは書かず、「青ヶ島」が正式表示。
この駅名標を眺めただけで、青ヶ島を連想してしまいそう。
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社町駅。ここは2006年の平成大合併のときに「加東郡社町」から「加東市」に変わりました。いちおう、加東市の中心駅ですが・・・。
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となりの滝野駅のほうが少しにぎやかかな。
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次は、滝駅。1つ手前の「滝野」の「野」が抜けた駅。
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あっという間に終点、西脇市駅到着。加古川から西脇市まで利用客が多く、電車は2両編成ですが、この先からはぐーんと減ってしまうので、両運転台が付いている125系の1両。