
8月12日押印(この日は欠航)→16日配達。「ゆうパック」「レターパック」「速達」だと、当日のヘリコプターに間に合えば、八丈島発羽田行きの飛行機に積むので、青ヶ島を発った当日中に江東区の新東京郵便局で中継し、翌日配達の超超超速達便になります。普通郵便なので、やっと今日、配達されました。ハガキや手紙など比較的軽いものは空輸されると聞きましたが、ケースバイケースによるそうです。
ローラー消印の使い道は、私みたいに変な切手を多量貼られているときは回転式の消印が使われます。多量貼られていても、丸型印で連続しながら押印するときもあります。よーく見たら、手彫りなのか、手作り感たっぷりの印影になっていました。
官製ハガキにローラ消し、はあまり見かけたことはありませんが、見た目のインパクトが強いですね。消印は原則として、1押印。たとえば、15円+15円+15円+15円+2円の5種類の切手で合計62円になりますが、この部分に丸型印を押して、下のほうは風景印を押したいとリクエストしても、押印は不可。全部、同じ1種類の消印で押さなければなりません。
違う種類の消印を押したいときは、62円分の切手を追加しなければなりません。たとえば、62円×2枚の124円分の切手を貼り、あれこれ違う消印で混在するような押し方もNG。
はっきり分かれての押印になります。小笠原郵便局に手話のできる局長さんがいらして、丁寧に説明してくださいました。今まで全国の郵便局でこういった押し方を願いしても受け付けてくれたり、ダメだったり・・・対応がマチマチなのにプンプンでしたが、小笠原郵便局の説明で明確なルールがある、ということは初めて知りました。

これが正しい、風景印と丸型印の押し方。(注:平成28年7月当時、ハガキ料金は52円)
暑中見舞いの交換をやらないご時世に青ヶ島の筆まめな方がいらっしゃるとはとても嬉しいです!!島自慢でお会いできて嬉しかったとかのハガキも丁寧に「東京・青ヶ島」の丸型消印。これはたぶん、郵便局員さんの気配りなんでしょうか。感謝します!!