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青ヶ島村竹芝出張所に行ってきました!

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 2年ごと5月最後の土日に竹芝桟橋の広場で伊豆諸島&小笠原諸島のグルメ、特産品販売、各島の郷土芸能上演などの島自慢が開催されます。この期間のみ、青ヶ島の島民たちが内地で出島し、島にゆかりのある方々たちとの再会を楽しめるところだと思います。個人的な感想ですが、「竹芝出張所」より、ホンモノの青ヶ島で牛祭りなどのお祭りのほうが断然楽しい。そのほうが都会の雑踏な雰囲気に呑まれることはなく、落ち着くところ。
 都内ではほとんど昨日が運動会のため、今日は土曜日に比べると混雑状況は今日のほうが凄まじい、とのこと。友人の彼女は聞こえる方で日本手話も流暢に話せる方。聞いた話を日本手話に翻訳して表現できる能力もバッチリ!!青ヶ島のお友達がポケットから筆談用のメモを取り出そうとしていましたが、音声を手話に通訳してくれたので、コミュニケーションはもうスムーズな状態に。
 2年前に来たときは土曜日。今日みたいに踏み場がないということはなく、ゆっくり見回れたのに・・・。
 ひんぎゃのお山さん、タコ焼きがとっても美味しかった、十一屋さんのお父様、そして女将様、恋ヶ奥という一般の方ではなかなか行けない場所までガイドして下さったお兄様、友人もお世話になったとても気さくな女将さんのお兄様、もんじのご主人さま、ずーっと昔、お世話になった、青ヶ島とは思えないほどのピカピカの新築宿のご主人さま、その息子さん。あのころはまだ幼かったのに、今はもうすっかり背が高くなっています。元そんちょーさま、いつも鮮魚をお送りくださる釣り師様、あおちゅうの杜氏でもある役場のお兄様、パッションフルーツのヒゲおじさま。みーんな、ずーっと昔から相変わらずお元気!!女性の方はおしゃべりだけど、島人(男)は多くは語らない。内地でも島にいらっしゃるときと同じようにぶっきらぼう。商店のお兄様はいろんなお客さまとのふれあいもあるので、親しみやすくすごく愛想がよい。

 今日は友人も同行なので、それぞれ自分の好きなものを持ち寄ってランチにしよう~ということになり、どうしても「青ヶ島」は外せなかったので、まず、青ヶ島ブースへ。
 懐かしい顔ぶればかりです。あれれ?島ではカウンター越しの上長席でお仕事されている方がここに!?

 厨房を覗いてみました。クジラヨ(テンジクイサキ)を焼いているのは、昔から決まって男性軍団です。味はとっても美味しいのに、煙に混じって魚のくさーい脂身が体に染みるらしいです。
 もう1つの牛丼は女性2人が注文が殺到しているさなか、てんやわんやになりながら調理中でした。島ではシェフさんとして、子どもたちにごちそうを振る舞う方なので、出来上がったものはこちら。

 えーっ、国産の和牛なのに1皿500円とは元が取れないのでは!?っていうか、竹芝出張所だからこそできる、青ヶ島の牛丼なんです。だって、ヘリポート付近の比較的平らな草原(ジョウマンという地名)で和牛を飼っていて、ステーキとか牛肉を使ったメニューは滅多に出ないだもの。愛ぐるしい牛さんの顔を見てしまうと、とても食べられるものではないんですけど、せっかくシェフさんがすごく美味しく味付けされているので、これは戴かなくては!!
 ふだん、街角の牛丼屋さんは近くにあっても、食べに行きたいとは全然思わない(何でだろうな~??海外の安い牛肉だからという理由ではないんですけど、うーん?)
 さすがに青ヶ島。大きな釜でご飯を炊いているのに、お米がふっくらと炊き上がっていて、美味しい。牛肉も大変柔らかく美味しいし、800円~千円が妥当じゃないかな~??

 青ヶ島ブースの裏にあったもの。これを見て、思いついたのは人間鳥かご。港が荒れているさなか、無事に入港はできたものの、かなり揺れていて乗り降りに危険を伴う場合はこれを使うんです。最近は安全に着岸できないと判断されていれば、途中で折り返してしまって、あまり出番はなさそうだけど、昔はあったような?

 利島の、サザエかき揚げ丼。そういえば、利島。2000年に行ったきりでもうすっかりご無沙汰。18年前の利島は民宿は2軒しかなかったのに、今はあちこち新しくできた民宿がたくさんできています。ビックリです!!利島と聞いて、海で泳ぐよりも山歩き中心のイメージですが、18年の歳月が流れ、砂浜が1つもなかったのに人工砂浜が整備され、海で泳げるようになったとのこと。
 内地での喧騒さを忘れるため利島でゆったりとした時間を過ごすのも悪くなさそう。伊豆大島は交通の便がとても良いのに、そのとなりの利島となるとかなり不便なのは青ヶ島と同じかも・・・。

 八丈島の島寿司。青ヶ島や小笠原も同じですけど、日持ちが出来るように身を醤油漬けにして、わさびの代わりに練り辛子。

 青ヶ島ブースで買い物。2000円札を差し出すと、若い方が「このお札珍しい~!」「初めて見た!!」と。
 あ、あの・・・沖縄をもっと全国に流通させましょう~!!と2000円以上の買い物に2千円札を使います。まあ、私は2千円札を積極的に使う変な人とレッテルを貼られてしまったかも知れませんが・・・。
 前の職場では、平日が休みなので2千円札の在庫がなくなったら、銀行の両替機でしょっちゅう2千円札に両替。去年から土日休みのところへ異動し、2千円札のニーズがなくなったとそう判断されたのか、廃止されたのにショック。窓口で対面両替はやはり恥ずかしいから、今在庫があるものから流通中。沖縄県では当たり前のように流通しているのに、本島や離島では滅多にお目にかからないようです。日本人にとって「2」の数字はなじみがなく、数えにくいからでしょう。アメリカでは少額の買い物でもクレジットカードのキャッシュレス社会。日本だと100円の支払いにカードは気が引けるからと硬貨を出すけど、アメリカは1$札よりもカード。主に流通しているお札は1$、5$、10$、20$なので、2千円札に相当する20$でも違和感はないそうです。それより高額の50$や100$は滅多に流通しない。だから、私もアメリカ流で!!

 御蔵島も美味しそう~!!御蔵島といえば、去年に久々に行こうと思って、ホームページでいろいろ調べてみたところ、「耳に障害のあるものはお断りします」「日本語を理解できないものは通訳者同行でもお断りします」という文言が気になり、観光協会に指摘したにもかかわらず、今もそのまま。聴力障がい者をお断りする意図はないという回答はありましたが、「言葉」はすごく重みがあるものです。
 実際、今の職場でも日本語の理解力を求められ、意思の決定をする決裁文の文章も作成するので、わかりにくい曖昧な表現はないか、誤解を与えるような表現はないのか、いろいろと細かいので、その点については理解して欲しい。もう、こういうこともあったので御蔵島は敷居の高い島となってしまいました。

 御蔵島もお洒落な島になったのか、これでも島のジェラートアイス。塩ミルク、明日葉、パッションフルーツ。

 懐かしい、いい香りがするなと思ったら、発生源はこちら。

 東京の都心でサザエのつぼ焼き!!伊豆大島のブースです。

 山口県のなーにもない日本海側の漁村でサザエのつぼ焼き、ということはありましたが、まさか、都心でも同じようにするとは。
 食べてみたら、確かに、潮の香りがする。
 ご覧のようにトゲトゲとしたものは、荒波に揉まれたところで踏ん張るために生えてきたもの。トゲのないものは比較的波が出なくて穏やかなところ。山口県の何もない日本海側では、なぜか、トゲのあるものと、ないものを両方獲れる。それで白戸次郎さんがトゲのあるものはオス。それがないものはメスだと思い込んでいたみたいですが、千葉県最南端の漁師町、千倉町のまさえもんで泊まったときに「トゲのあるものはオスでないものはメス?」「波がよく出るところはトゲが出て、そうでないところは丸くなります」。それで飛んだ赤っ恥。

 焼きそばも気になりますな・・・

 新製品の「ひんぎゃの塩味噌」

 どんな味がするかな~??

 小笠原のパッションフルーツ。青ヶ島産より一回り大きいです。どんな味がするのやら・・・?

 お友達からです。ありがとうございます!!島海苔は味噌汁、明日葉そうめんは、海老天も揚げてぷっかけの具だくさんのサラダ麺を作る予定でーす!

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