Quantcast
Channel: 東京アイランド
Viewing all articles
Browse latest Browse all 6808

三次駅

$
0
0

 備後落合発三次行のキハ120が三次駅に15時59分到着、向かいに快速廣島行きのキハ47が停車。発車時刻を調べると、16時2分発。
ここから廣島までは比較的平坦なので、キハ47。険しい山岳路線だと、パワーアップしたエンジン搭載のキハ120がお決まりのパターン。

 何気なく、番号を確認すると、キハ47 100です!!私が子どもの頃、何もない山口県の山陰本線沿線で暮らしていたころ、何度も乗りました。非常に頭が悪く赤点ばっかりなので、テストで満点でも取れたら・・・と縁起に担ぎ、100が来たら、その車両に乗るとか・・・。車歴を調べたところ、1980(昭和55)年2月29日落成、小郡配属となっていましたので、山陰本線で活躍していたのは間違いないです。

 キハ47 100は「広セキ」。廣島支社の下関総合車両所を意味します。國鐵時代の名残り、電報略号。廣島や國鐵は旧字体、JR西日本廣島支社のことをボロ國鐵王國だとか、このブログで何度も書いているせいか漢字変換機能が学習してしまい、「ひろしま」を入力すると「廣島」と変換。まあ、そももそ、新型をなかなか導入しない廣島支社のせいもありますが・・・。
 今や國鐵車両がなくなりつつ、希少な存在なので、骨董そのものに変わりない。古くても乗りたがるファンもいるほど。

 100と組んでいる、3019。3000番台なんて、私が関東に移住したあと改番なので、もとの番号はわかりません。調べてみたら、旧1023。1023は山陰本線で活躍していた記憶はありません。

 3019は「広クチ」。クチは山口鉄道部の電報略号。廣島支社の山口鉄道部を意味します。
 車両の側面に書かれた暗号めいた記号なんですが・・・。例えば、山手線は「東ヤテ」(東京総合車両センター山手電車区)。中央線は「八ミツ」または「八トタ」。八は、八王子支社、ミツは三鷹車両センター。トタは豊田車両センター。國鐵時代に制定された電報略号は現在も引き継がれています。

 ここから廣島まで68.8キロ、およそ1時間半かけて疾走。それでも運転士さんのみ乗務の「ワンマン」。打ち抜き的に車掌さんも乗務し、特別改札ってこともあり得そう。


 三次駅の駅舎が新しく生まれ変わっていました。駅前は開発途中なのか、工事中でした。
 すると・・・・向こうから見覚えのある親子さん。そう、車内で見かけた鉄ママと鉄子さん。備後庄原駅で降りていったはずなのに、何でここに!?と目を丸くしていたら、私に気付いたのか「フフフフ」と笑みを浮かべる。つまり、「マニア度は私が上だ!」と誇らしげに。

 廣島行きの快速は出てしまったけど、今度はどこかへお出かけなんですかっ!?

 三次駅の窓口は7時から20時30分まで。ここでも10時打ちでカシオペア出せそうな気が・・・(笑)

Viewing all articles
Browse latest Browse all 6808

Trending Articles