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まるで湖の島に鉄橋・・・のように見えますが、グークルマップで確認してみると、川のように曲がっている長島ダムに突き出た半島状の陸地の先端に駅。
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千頭方面の眺め。
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こっちに行けば、接阻峡温泉へ行ける遊歩道。歩いて50分ほど。
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駅ホームの真上にある展望台へ。まるで島のように見えますが、実際は陸続きです。
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奥大井湖上を「奥大井恋錠」ともじって、恋成就を願う駅。
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なるほど。こじょうを、恋錠と読める。それで恋人が愛を誓って錠前をかける「愛の鍵箱」を連想。
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JR四国の駅でもありました。座るとくっついてしまう、らぶらぶベンチ。坪尻駅や、下灘駅、江川崎駅、大歩危駅など、変わっている駅によく見かけます。こういった変な駅、特に秘境駅に上位ランキングされている坪尻駅でロマンチックな雰囲気・・・なわけではないんでしょ。
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汽車がやってきました!時刻表をまめに確認せず、うっかり乗車。千頭方面は先頭にディーゼル機関車、井川方面は後ろでディーゼル機関車が押す形なので、この汽車は千頭行きではないはずなのに、誤乗。
汽車が動き出した直後・・・「千頭方面は反対方向じゃないの!?痛恨のミス!?」と不安になり友人と相談。友人も調べた結果、「本当はこの汽車ではなく、次の汽車だ!!接阻峡温泉駅に下車して、次に来る汽車が本命なので、間違えているというわけではない」。「あー、よかった!」
もちろん切符は用意していないので、接阻峡温泉で下車するときに「奥大井湖上駅から乗りました」と申告。本当はもっと遠くから乗って、隣の駅から乗りましたって、キセルだと疑われてしまいそう。もし、疑われたら、井川(12:33)から尾盛(13:01)に行って、尾盛(13:49)から閑蔵(14:00)。14:06発のバスで奥大井湖上駅。20分滞在して、14:41発、接阻峡温泉は14:47とここまでの道のりを説明するつもりでしたが、駅員さんは私の顔を見て、信用してくれたのか隣の駅から運賃を徴収。ついでに「ここから金谷までお願いします」と申込むと、案の定、硬券にカチャカチャ日付。「えっと2名で〇〇円です」。間違えて乗ったとはいえ、帰りの硬券まで売ってくれてこれはラッキー。およそ30分後の15:25発。千頭に着くのは16時34分。11月なので、千頭に着く頃はもうとっくに日没後。今はまだまだ明るい時間。