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Channel: 東京アイランド
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1円玉&5円玉マニア

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 1月22日。東京では大雪と報じられたお昼。夕方になると積もるかもしれないので、今のうち!と銀行へ。敷地内でも銀行はあるけれど、両替機が置いていない。2千円札の利用を促進する「2千円札大使」として、いつもこの両替機を利用していました。ところが・・・両替をしなくなって1年近く。久しぶりにこの機械を見たら、なんと2千円札が取り外されていました。今まで私が頑張って両替していたので、2千円札を継続して両替をする人がいると判断し、機械に入れてくれたのに、1年近く利用者ゼロだと外されてしまったようです。かといっても、窓口に「2千円札を使うのは私なんですよ、もう1度復活してくれない?」とリクエストするのも、JRのみどりの窓口で「変な駅から変な駅までのきっぷをください」と申し出るのに等しく、恥ずかしくて言えない。

 2千円札はもう出せなくなったのかぁ・・・と残念に思った時に、父は1円玉や5円玉を夢中になって集めているのを思い出した。スーパーで買い物するときも、たとえば、会計が1998円ですとレジで表示されると、千円札2枚出して、お釣り2円をもらうのが普通だけど、父は珍しい。いつもお釣りをもらわなくて済むように、ちゃっかり1円単位まで、小銭を出す。1998円ちょうど!なので、近所のスーパーでは、もう有名人。レジ係のおばちゃまに可愛がられているらしく、レジ袋は有料であるはずの市指定ゴミ袋を兼ねているものを、プラス1枚や2枚とかおまけにしてくれる。有料袋は1枚5円だけどな・・・。

 父のために両替。

 すると、お財布から「こんなにいっぱいあるんですよ~」

 さらに、50円玉だらけだけど、これも持ち歩いている。まるでお釣り用の小銭を補てんするのを協力しているという感じに。
 「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」の7条に「貨幣は、額面価格の二十倍までを限り、法貨として通用する。」わかりやすく言うと、硬貨は各種20枚までしか通用しないということなので、1円玉を20枚使うことはできるが、21枚以上は支払を拒否してもよい、ということになっていますが・・両替機にキャッシュカードを差し込み、当行の顧客だと認識できていれば、100枚まで無料。当行のキャッシュカードをお持ちでないお客様は50枚まで無料。規定の枚数を超える両替は手数料をいただきますとか、それぞれの銀行により方針が異なりますが、両替に手数料を取られるのがほとんど。商品代の支払いに多量の硬貨を持ち込まれたほうが喜ばれるってことになります。
 子供のころ、1円切手をたくさん持っていたほうが自分は切手をたくさん持っていると錯覚に陥り、お小遣いをもらうたびに1円切手シートばかり買って、今も出番がなくずーっと眠らせたまま。買いだめたものをさっと数えてみたら、100シート(1万枚)以上。まさか、ゆうパックの荷姿に全面1円切手、というわけじゃないし・・・。郵便局の窓口にゆうパックを持ち込み、1円切手シートそのまま(100枚)でも、100円とみなされるので、送料が千円のときは1円切手10シートでの支払いも法的にOKです。「1円切手10シートでお支払します」とは、さすがに恥ずかしい。窓口で支払った10シートを再利用というわけではないので、全てローラ消しにして、ゆうパックに「料金別納郵便」のスタンプで料金収受済の証になります。

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