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大井川鐵道は、動く鐡道博物館

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 大井川鐵道の金谷駅名標。駅名標の向こうは、JR東海の東海道本線。JRは近代的な設備、私鉄の地方ローカル線はタイムスリップしたような感覚になる。JR東日本の五井駅と、昭和30年代で止まったままの小湊鐡道五井駅のギャップが激しい。以前からずっと気になりますが、JRと小湊鐡道の中間改札。簡易Suica改札機と、改札内に小湊線五井駅発の食券式自動券売機が置かれているだけ。スイカを持っている人は簡易改札機にタッチして、改札内にある小湊線の切符に買い直す方法は正しい。問題なのは、キセルをほう助してしまう磁気乗車券。五井まで有効な磁気乗車券を持っているか有人ラッチを設け、きっぷを改める必要がある。あの中間改札はノーチェックだから、JRの最低区間の140円切符で薩摩の守悪行者が意外とたくさんいて、JR東日本は損害を被ることになる。首都圏や東北新幹線でがっぽり儲かっているから、地方ローカル線の取りこぼしはまあいいでしょう、という問題ではありません。ちりも積もれば山となる という言葉もあるとおり、JR西日本みたいにキセラー撲滅活動でもしなさいっ!JR西日本の本社は大阪なので、中国地方の険しい山岳路線。ほとんどはワンマンカーだけど、打ち抜き的に検札する車掌さんも乗務。JR西日本用語で「機動改札隊」。宵越しの金は持たぬのJR東日本と、大阪商人のJR西日本の性格が出ているとおり。私?故郷が山口県だから、取りこぼしは許さない大阪人に属するかも??前の職場でもカウンターで立っていたらハーコードを通さず無断持ち出しを発見。「ちゃんとした手続きはしていないんですよね」と出口を出た時点で捕まえるけど、「大目に見てあげよな」「ちっぽけなものでもわが財産ですよ、そのまま見逃したら、その人はクセになるからダメですよ!!」とか・・・。前の職場でも年に1回は棚卸がある。棚卸とは、購入したモノと、現品はあるかどうかのつじつまは合っているか調査。その結果、毎年毎年莫大な不明金額算出。親方日の丸気質なのか、追及はしない。私だったら、おかしい、不利益を被ったと思ったら、とことん追及する性格。それが組織となると、それぞれの考えがマチマチなので難しい。

 大井川鐵道は動く鐡道博物館と言われているとおり、昭和のレトロっぽい電車が来ました!!

 なんと!!!1958(昭和33)年製造!!還暦を迎える、車齢60年っ!!昭和33年も犬年。
 山口県の小野田線本山支線で活躍していたクモハ42は、昭和8(1933)年から平成15(2003)年まで。車齢70年で引退してしまったので、この電車もあと10年はもつはず。もともと関西の南海電気鉄道株式会社のもので車両が古くなり廃車しようとしたら、大井川鐵道が買い取り。

 60年経っても、車内の雰囲気はこれ。運転士さんは若いので、たぶん、20代。はるかに昔製造された機械を操れる優秀な人材。
 運転士さんが私に近づけ、「どちらまで行かれますか?」持っていた硬券(金谷から川根温泉笹間渡ゆき)を見せてあげたら、「この電車は1つ、となりの新金谷までですが、いいですよね」うん、とうなずき。

 大井川鐵道の駅は数沢山あるけれど、ほとんどは無人駅。有人駅は全線でわずか5駅。


 昭和33年、日立製作所。日立の旧ロゴマーク付き。日立はJRの座席予約マルスシステム、白物家電も永久的に長持ちできる頑丈なメーカー。末期のカシオペア、北斗星、トワイライトエクスプレスの予約も全国から殺到しても、日立だからフリーズしない。山口県下松市にある笠戸工場も、全国の鉄道車両として送り出し。(海外への輸出実績あり)日立のものを持っていると永久に壊れないという印象を持つメーカー。

 60年経っても、メーターなどの機械だらけの運転席。

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