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Channel: 東京アイランド
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今度は串駅へ

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 宇和島から松山までの短絡路線、予讃線の新線(内子線直通)が完成したのは1986(昭和61)年。海岸沿いを走る旧予讃線はかつて特急も走っていたのに、今は普通列車のみ。そのままでは衰退になってしまうのではと危機感を感じたが、数年前から新たな風が吹きました。それは後日記事にする予定。
 乗車券も乗車駅から下車駅まで100キロ以上あれば、経由欄は強制的に短絡路線の「内子線」と印字されるが、海側の予讃線どちらも乗車可。
 旅客営業規則第157条では、全国で57ヶ所もありました!! 内子線に関する記述は こちら
 下灘駅にお別れを告げ、今度は串駅へ。なぜ「串駅」なのかと言いますと・・・山口県の何もない漁村で暮らしていたころ、「小串」(こぐし)駅をよく利用していた。下関から小串間は下関都市圏とし、1時間に2本。小串からは先は極端に本数が減る。今の時刻表を見ていると、下関から小串間と、小串から長門市間、長門市から益田間といったとように運行系統が途切れ途切れ。国鉄時代なら、下関発益田、浜田、出雲市とかDD51ディーゼル機関車牽引による長距離鈍行もあったのに、今は長門市発小串間はほとんどキハ40単行のワンマンカー。小串でキハ47の2連に乗りかえて・・・のパターン。
 人口減少もすさまじく、各地に散らばっていた小中学校が次々と廃校に追いやられ、町の中心地に1校のみ集約。遠距離通学という大変な状況になっています。
 串駅に行く前に下灘駅前の道路から坂道発見。高いところから見下ろせる下灘駅全景が見られるかもと思い、上がってみましたが・・・

 この風景じゃ、駅が見えない!!

 よく見えるのは、この位置から・・・。
 気をとりなおして、今度は串駅。カーナビの「くしえき」をセッティングするが、国道378号から分岐し、路地に入ると指示されるが、表示された地図が少しおかしい。カーナビも、串駅まで正確にご案内しますと自信なさそう。秘境駅だから??クルマで行くのは絶対に不可能な小幌駅も、カーナビでは「小幌駅」というキーワードはあるが、目的地にすると設定しても、小幌駅に最も近い胆振国道(国道37号)まで案内するが、あとは歩いて降りていけ!と表示される。

カーナビを信じて、とりあえず運転。(助手席で撮影なので、運転者は友人)こんな道で本当に行けるんですかね・・・と多少不安になりましたが・・・。

 途中で開けた道。カーナビでは、「もくてきちにとうちゃくいたしました」と太線が消えてしまい、ガイド終了。あれっ?串駅はこのあたりっすよ?と友人に指示するも、友人も見当つかず。

 行き過ぎたから、Uターンして逆戻り。「串駅入り口」の看板もないから、わかりにくいなんだよな!

 ホームの端っこらしきものを見つけ、「ここじゃないの?」と停める。しかし、駐車場がない。クルマが1台通れるくらいの道幅なので、路肩の空きスペースに停めておけば大丈夫でしょう・・・。

 串駅。これかぁ~!!と秘境っぷりを発揮しているな~と、これもまた感銘を受ける。続く。

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