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JR米坂線のことを調べると、昔の国鉄時代は山形と日本海側の都市を結ぶ連絡線なので、多くの貨物列車が行き交っていたとのこと。冬季の間は豪雪地帯のため、貨物と旅客にとって貴重な路線。時代の流れなのか、物資輸送手段が貨物からトラックに移行し、貨物列車は1本も走らなくなった。私が子供のころの山陰本線もDD51牽引の貨物列車が何両も連なり、最後尾は車掌車(形式は「ヨ」)。50音の中で1番最後に来るから、何両も連なった貨物の最後尾のイメージにぴったり。実家の窓からは1日に何本も通りすぎるのをよく見かけた。
貨物列車は全国の重要幹線しか走らなくなり、余剰となった車掌車を駅舎に改造し、北海道の無人駅に転用されているところが多いです。
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この駅名はどうも山口県の美祢市を連想。市街地に「伊佐町」があって、今は無き「谷に眠る」盲腸線・美祢線大嶺支線の「嶺」も付く。と思ったら、大嶺はは嶺。こちらは「山」が付かない「領」の文字でした・・・。
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伊佐領のログハウス風駅舎。
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さっきから、ずーっとのどかな田舎の風景が続きます。
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羽前沼沢駅。
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小国駅で多少の入れ替えはありましたが、車内はずーっと同じ顔ぶれのままで誰も降りない・・・。まだまだ旅は続きます。