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Channel: 東京アイランド
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超倹約家

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 うちの父は戦前の苦しい時代を経験しているのか・・・今も超倹約家。例えば私がトイレで長い間ひきこもっていると、さっきから明かりが灯っていると気づいた父が電気を消す。中にいた私はいきなり真っ暗になり、ビックリする。
 今日は国王様のお出まし~!!小さなホットプレートを出し、奮発して鹿児島和牛のステーキ。ステーキ屋さんでは熱々の鉄板で出すので、我が家ではホットプレートが鉄板代わり。すると、蚊がぶーんと飛び回っているのに気づき、「さては電子蚊取り器の電源を切ったな!!」と、確認してみたら、やはり「OFF」。明るいのにランプが灯っていてはもったいない、と理由らしい。
 ちょうど国王様のお出ましなので、「この人はね~と~ってもケチなんですよ。電気代がもったいない、もったいないと。たとえば、このLED電球。今も昔の白熱電球だと思っているんです!!」「アンタがLEDは電気代がかからないって、うまく説明したのかね」「何度も言いましたがまだわからないようです」国王様がしばらく考え込み、父に向かって「はい。この電球って、昔のフィラメント電球と同じもの?」「・・・・」「昔のは熱くって触ると火傷をするけど、今のは技術が向上しており、同じ明るさで消費電力はかなりセーブしているんですよ。わかりましたか!?」ううんと頷いていたけど、わかっているかどうか??2011年だったかな、鹿児島空港近くの嘉例川駅。駅名票をバックに記念撮影をして欲しいと父にデジカメを渡しました。カメラを構えたのはよかったけれど、何度もシャッターを押している様子。しまいには力任せに無理やり力を入れ過ぎたのか、シャッターのボタンがお陀仏に。どうも昔のフィルム式一眼カメラと勘違いしたらしく「カチャ!!という響きがしないんですよ、このカメラ」。あのときは壊されてショックだけど、昭和の人間に責めても仕方がないと即座に諦め。いつも旅行に行くときはメインと予備の2台を持ち歩いているから、万が一片方が壊れても大丈夫。

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