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ここから超ローカル線の旅

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 7月20日。本格的な中国山地を縦貫する鉄道旅の始まり~!!実はと言いますと、東京から山口へ帰るときの高速ルートは、中央道・名神道・中国道。中国道は山口までずっと素通り、津山や新見、東城(広島県)、三次、戸河内(今は廃線になった可部線の駅)通過。中国山地を横断、縦貫するJR線なんて1度も乗ったことがないので、今回初めてです。
 まず、因美(いんび)線。旧国名の鳥取県側、因幡(いなば)と岡山県側、美作(みまさか)の頭文字をそれぞれ取って、「因美」。昔は急行「砂丘(さきゅう)」とか岡山から直通する優等列車もあったのに、今はすっかりなくなっています。

 中国山地のローカル線は1日数本しかないので、鳥取発7時23分発に乗り遅れると、すべてが計画倒れになってしまうので、振動式目覚まし時計を持参し、6時半にセッティング。
 駅前のホテルとはいえ、余裕を持って7時ちょうど出発っ!!今日はすごく暑くなりそうな予感・・・。

 休日の朝なので、広い鳥取駅構内はまばら。平日だったら、通勤や通学客で賑わっているに違いない。

 朝ごはんは・・・お決まりの駅弁っ!!
 明治時代創業のアベ鳥取堂さんのカニ寿司がお勧めだそうです。鳥取駅開業は明治41(1908)年なので、その頃はもうアベ鳥取堂さんが駅弁販売。100年以上の老舗。

 「これを見ると、長万部(おしゃまんべ=北海道のカニめしを思い出すね」
 「長万部駅弁と味比べだ!!」

 ここから境港までは遠いはず、同じ鳥取県内だということもあり、鬼太郎丼も。有田焼なので、食べ終えたら器は自宅へ持ち帰れる。しかし、この先長い旅なので、容器は使い捨てのほうが便利。

 乗り場は4、長い120mmの乗車券を駅員さんに提示。頷くだけで入場。

 ホームにあがると、山口県の山陰本線でお馴染みのキハ47が入線っ!!しかも3両。3連の場合は、キハ47×2連+キハ40×1両のパターンが多いのに、なぜか3両ともキハ47!!

 1両目はキハ47 3011。これもあまりピンと来ません。私が山口県の何もない田舎に住んでいた頃は3000番台なんてありませんから・・・。

 もともとはキハ47 1018の改造。1018は、広島支社の広コリ(旧小郡車両所)で活躍実績なし。

 先頭は、キハ47 68。

 これもずっと米子支社所属なので、山口県の山陰本線に来たことはありません。


 朝っぱらから贅沢なご飯。

 郡家駅到着。旧國鐵若桜線の始発駅でもあります。

 現在は若桜鉄道に引き継いでいるので、車両も若桜鉄道オリジナルに変わってしまいました。
 まだまだ旅は続きます。

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