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Channel: 東京アイランド
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途中駅からやはり指定席でよかった

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 きらきらうえつ用の駅名票。ボロ国鉄特急用485系を乗って楽しいジョイフルトレインに改造。日本國有鐵道が解体されてから30年。485系は下関発の関門トンネルでも潜れるように交直流の特急なので、特に九州全地域で活躍されていた車両。初めて乗ったのは、子供のころ、親に連れられて小倉からボンネット型の485系で別府まで特急「にちりん」。國鐵のかなり古くってボロ電車だけど、日豊本線沿いの初めて見る風景にウキウキしていたのは今でも覚えている。その車両は1987(昭和62)年4月1日、JR九州に継承し、ボンネットの先頭に貼られていた銀色の「JNR」ロゴマークが剥がされ、赤いJRロゴマーク貼付。あれから30年。JR九州は株式上場になり、ボロ国鉄車両は下関-門司間の関門トンネル専用交直流電車を残し、あとは新型車両に置き換え。関門トンネルがJR九州が担当する山陽本線ですが、どうも電気方式が異なる西日本の廣島支社との折り合いがつかないまま・・・だそうです。下関を出発して、関門海峡を潜っている間の電気方式は直流。門司側の関門トンネルを抜けると、直流から交流に切り替えるデッドセクション。車内は一瞬真っ暗になる停電。車両が惰性で走行している状態で架線が交流に触れたとたん、再び力行。九州島内は福岡市営地下鉄から筑肥線に乗り入れるところ以外はすべて交流。30年の間に交流型の新型を相次いで製造され、交直流どちらも使える車両は全然作らない。

 余目駅改札口の風景。途中下車印も押さない、特急に乗る前に乗車券と特急券を提示しても入鋏省略。しっかり仕事をしなさいよっ!!

 駅舎と・・・

 そこから見える風景。

 入鋏省略、しかも車内検札もなかったので、無傷のままお持ち帰り。

 いなほ10号がやってきました!!形式は653系。(交直流どちらも使える)その車両の先輩はスーパーひたちとして使われていた651系。常磐線は関門トンネルと同じく、直流と交流のデッドセクションあり。地下鉄千代田線が乗り入れる茨城県の取手までは直流、そこから先は交流。

 余目駅前のお店で購入した、おやつ。

 ゴールデンウイークなのか、全部席は埋まっていました。特急いなほの始発は秋田駅、終点は新潟駅。どちらも東京行きの新幹線が出ていますが、秋田から新潟までの距離は羽越本線で273.0キロもあります。羽後本荘・酒田・余目・鶴岡・村上・新発田などの主要都市から新幹線のリレー特急という役目もあります。
 GW期間中なのか、新潟に向かう乗客がほとんど。自由席も全部埋まっているので、私みたいに途中駅から乗ると立ったままになっていたかも知れない。指定席でよかった・・。

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