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これでした!日付が29.7.5じゃん!?と突っ込まれそうですが、これは窓口に置かれてあった、見本の風景印。
説明しなくても一目瞭然。このあたりは昆布が名産で、納沙布岬、最東端なので、日本一早い朝日を示しています。
「日本最東端の郵便局 北海道 珸瑤瑁」の文字入り。
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実逓便はこちら。昭和40年に発行された、知床国立公園の5円と10円、阿寒国立公園の7円と15円の組み合わせで62円になるようにして複数貼って風景印と丸型印混在はNG。
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去年の小笠原郵便局で父島に関する切手をかき集め、この辺は風景印、下部の12円と5円は丸型印をリクエストすると・・・・手話が流暢に使える、あの方が登場~!!「お久しぶりです」「7年ぶりですよね~全然変わらないじゃん?」
「あの~、風景印と丸型印と一緒に押印する、とのことですが、申し訳ないですけど、複数の切手が貼られている場合は1種類の消印しか押せないんです。つまりですね、風景印と、丸型印一緒にすることはできないんです。どうしても、一緒、という場合は別途、52円切手を用意する必要があります」
今まで全国津々浦々の郵便局に行って、風景印と丸型印混在の押印について、しぶしぶと応じてくれたり、説明するのが面倒くさくてそれはできないんですっ!!と突き放す局員さん・・。小笠原郵便局の説明方法が模範解答なんですよ!!左側は風景印、右側は丸型印。リクエストしたときに「はい、かしこまりました!」とかなりスムーズな対応でした。
山口県の何もない田舎で過ごしていた頃、最初に職業人と出会ったのは国鉄の駅員さんと郵政省の局員さん。それが今の趣味に発展するとは思いもしなかった・・・。
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郵便局の次は、日本国内で最東端の納沙布岬へ!!実は日本最東端は、北海道ではなく、東京都なんです。日付変更線に近い、東京都小笠原村南鳥島。
あの場所は極端な場所なので、日の出・日の入時刻も若干異なります。
8月1日の日の出は 4時12分、極東の地でしかも日本時間と同じなので、17時28分日没。(千葉は18時44分日没)
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残念・・・今日はカスっていて、四方領土が見えず。
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はぁ・・残念だな。霧さえなければ。今の時間は17時でも、四方領土はサハリン州の時間と同じなので、対岸の島々はプラス2時間の19時になります。(ロシアの法改正により、サハリン現地時間は、2016年3月27日より通年日本時間+2時間に変更となりました)
つまり、対岸の択捉島や歯舞諸島などの時計は21時を差す頃に日没(根室の時間は19時)。
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四方領土はロシアの支配下に置かれているため、日本の郵便切手は通用できず。小笠原村南鳥島は気象庁職員が駐在しており、郵便物の取扱いはないので、ここが実質、最東端のポスト。
対岸の歯舞諸島に手紙を送るのに、数十キロ程度なのに、根室から東京まで1500キロ、東京から8000キロ先のモスクワを経由するので2万キロもの長旅になるかも知れない。
択捉島でもインターネットはあるとはいえ、通信業者は日本ではなくロシアなので、ドメインは russiaの「.ru」。
最東端の地がカスっていて残念だけど、日が暮れる前に、もう1つ行っておきたいところへ!!それは・・・・ヒガシ、が付く施設。