友人からLINEが入ってきた。近々転居するので、物件の下見につきあって欲しいという内容。あの~私は住まいのプロではないんですけど~と思っていたけれど、いちおう引き受けてしまった。お天気がよくなる4月2日は性急?と聞かれましたが、早いに越したことはないので、今日決行!4月から世間並みに土日が休みに戻れたので、早速そのメリットを生かす形に。
駅前にいくつかの不動産屋がある。まず最初に入った店は1人しかおらず、いくら待てど長電話中。来客者なんて二の次。いったん電話を保留にして、「お待たせしました。ただいま別件で対応中ですので、腰に掛けてお待ちください」とかは全然なし。「この店はバツ!!ダメー!!」と出る。
さっきとは違う別の不動産屋に入ると、「そちらの方は通訳ですか?」「違います、私も聞こえないんです」「音声での対応はできないんですが、筆談でお願いしたいですが・・・」「はい、わかりました」とイヤな顔はしていなかったので、この店は大丈夫。
コンピュータで条件にあう物件を5軒抽出。写真で見るときれい。図面と写真だけでは判断できないので、実際の現場に行って、環境や部屋の内装をチェックしたいと願い入れると、大家に電話連絡。
「申し訳ございません。この物件のみ、大家がダメだとおっしゃいまして・・・」
「どういう理由なんですか?」
「緊急時に連絡が取れずに困るという理由です」
「携帯メールや電話リレーサービスを利用するとか、ほかにいくらでも手段があるはずなんですよ」
「そうですね。もう1度大家にさらっと話をしてみます。私は大丈夫ですが、大家の考え次第ですしね・・・申し訳ないです」
「他の物件は?」
「はい、この物件だけ、本日中の下見は可能です。しかし、2軒目と3軒目は4月中旬まで入居中なので、今下見をするのは難しいです」
「2軒目は同じフロアなのに、どのような理由でほぼ同じ時期に退出する理由を知りたい」
「うーん、私も理由はわかりませんが、たまたまでしょう」
「この物件は今日下見ができるんでしたっけ?」
「さようです」
「同じ間取りだというのに、この部屋だけ1万5千も値引く理由は何ですか?」
「3月中に入居する方が決まらなかったので、家賃の見直しが行われたようです。3月中に決まらないといつまでも空きが出ますしね・・」
「事故物件ではないですか?」
「とんでもございません。当店では、このような瑕疵物件を告知する義務があります」
下見が可能なところまで出向いてみる。駅から物件までも道の状態は良好。途中にコンビニがあるので、帰宅途中に何か買っていくことも可能。悪くはない。
物件の鍵を差し込んで、中を開けたとたん、この物件は「ダメ!!!」とすぐに鳥肌が立った。
「この物件はダメです。お勧めできません!!次の入居者を迎え入れるようにきれいにハウスクリーニングはしていない。エアコンも取り外された跡があって、非常にあこぎな大家だと言える。1万5千円値引いても、この家賃高すぎて不相応。前の入居者が残したと思われる照明器具やゴミもそのまま放置。シンクやガス台、クロスも汚れたまま。これはダメーっ!!」
私も前に住んでいた賃貸は非常にひどかった。仕事を辞めて次の転職までわずか1週間。じっくり下見をする時間がなく、適当に選んで、いざ、入居したところ、クロスや畳は新品ではない、前の人が使い残したもの。まあ、慌ててこの部屋にすると選んだ私もいけない。1番汚れているのはトイレまでチェックしなかったため、クロスの変色が甚だしい。入居後、大家にトイレのクロス、汚れがひどいんじゃないですかねとクレーム。張り替えるという話が出て、業者さんが張り替え作業。「終わりました」と報告があり、点検してみたら、便器に座って真正面のクロスだけ新しい。他の面は古いまま。「この面だけなんですか?」「大家からの指示でそうなっています」「はあ??」と腑に落ちないまま我慢。
もしかしたら、あこぎな大家ではないかとその頃から感づくが、もう手遅れ。
退出時に大家と私で激しい闘争。
「預けた敷金だけでは足りないので、ハウスクリーニング代24万円を請求します。内訳はクロスや畳、フローリング張り替えなど細かい項目。退出時のハウスクリーニングにかかる費用は借主負担とすると契約書に書いてある」
半年にわたる言い争いでなかなか解決に至らず、私が原告で大家を被告人として裁判所で決着。判決は「賃借物が年々劣化・消耗するのは当然の前提とされており、価値減少分は借主が毎月支払う家賃に含まれており、次の入居者を迎え入れるためのハウスクリーニング費用まで借主に請求するのは二重取りになる。契約書では借主負担と記されてあっても、無効」。
それで私が24万円を負担することはなく、預けた敷金を取り戻せる結果に。
この世に非常にひどい人もいることもふまえ、契約書に書かれている負担の割合はどうなのか、納得できる内容なのか、これもアドバイス。
まあ、確かに私はハウスのソムリエはないけれど、今まで何度も失敗を繰り返しているので、二の舞にならないように、もし、自分が借りるとしたら、この物件はどうかと慎重になってしまいました・・・(笑)
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ここは東京なんですけど、サクラがきれい!
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サクラが綺麗だけど、物件は不合格。
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久しぶりに見た、大都会の夜景。山口の何もない小さな漁村に住んでいたころ、「アイランドタイムズ」の主人公みたいに、何もない青ヶ島じゃなくて渋谷とかのネオンの街に身を置いてみたい。その憧れが実現し、都心のサラリーマンになりましたが・・・・わずか数年で挫折し、今の房総、田舎暮らしに逆戻り。
根っから田舎人なので、一時はこういう大都会にあこがれるが、すぐに挫折する。
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新宿の各所に散らばっていたバス停が、このバスタに一極集中。房総の田舎町行きは小田急新宿駅のビックカメラ前だったというのに、今はこの場所。遠くなったし、不便。
まあ、頻繁に新宿に来るわけではないけれど、職場が新宿でこのバスタから少し歩くんじゃないかな。新宿って、東口から西口に行くのに駅構内を通っていれば近い。いったん改札に入って、改札を出るわけなので、140円の入場券が必要。この不便さを改善すべく、東西通路を設けるように工事中だとか・・・。
駅前にいくつかの不動産屋がある。まず最初に入った店は1人しかおらず、いくら待てど長電話中。来客者なんて二の次。いったん電話を保留にして、「お待たせしました。ただいま別件で対応中ですので、腰に掛けてお待ちください」とかは全然なし。「この店はバツ!!ダメー!!」と出る。
さっきとは違う別の不動産屋に入ると、「そちらの方は通訳ですか?」「違います、私も聞こえないんです」「音声での対応はできないんですが、筆談でお願いしたいですが・・・」「はい、わかりました」とイヤな顔はしていなかったので、この店は大丈夫。
コンピュータで条件にあう物件を5軒抽出。写真で見るときれい。図面と写真だけでは判断できないので、実際の現場に行って、環境や部屋の内装をチェックしたいと願い入れると、大家に電話連絡。
「申し訳ございません。この物件のみ、大家がダメだとおっしゃいまして・・・」
「どういう理由なんですか?」
「緊急時に連絡が取れずに困るという理由です」
「携帯メールや電話リレーサービスを利用するとか、ほかにいくらでも手段があるはずなんですよ」
「そうですね。もう1度大家にさらっと話をしてみます。私は大丈夫ですが、大家の考え次第ですしね・・・申し訳ないです」
「他の物件は?」
「はい、この物件だけ、本日中の下見は可能です。しかし、2軒目と3軒目は4月中旬まで入居中なので、今下見をするのは難しいです」
「2軒目は同じフロアなのに、どのような理由でほぼ同じ時期に退出する理由を知りたい」
「うーん、私も理由はわかりませんが、たまたまでしょう」
「この物件は今日下見ができるんでしたっけ?」
「さようです」
「同じ間取りだというのに、この部屋だけ1万5千も値引く理由は何ですか?」
「3月中に入居する方が決まらなかったので、家賃の見直しが行われたようです。3月中に決まらないといつまでも空きが出ますしね・・」
「事故物件ではないですか?」
「とんでもございません。当店では、このような瑕疵物件を告知する義務があります」
下見が可能なところまで出向いてみる。駅から物件までも道の状態は良好。途中にコンビニがあるので、帰宅途中に何か買っていくことも可能。悪くはない。
物件の鍵を差し込んで、中を開けたとたん、この物件は「ダメ!!!」とすぐに鳥肌が立った。
「この物件はダメです。お勧めできません!!次の入居者を迎え入れるようにきれいにハウスクリーニングはしていない。エアコンも取り外された跡があって、非常にあこぎな大家だと言える。1万5千円値引いても、この家賃高すぎて不相応。前の入居者が残したと思われる照明器具やゴミもそのまま放置。シンクやガス台、クロスも汚れたまま。これはダメーっ!!」
私も前に住んでいた賃貸は非常にひどかった。仕事を辞めて次の転職までわずか1週間。じっくり下見をする時間がなく、適当に選んで、いざ、入居したところ、クロスや畳は新品ではない、前の人が使い残したもの。まあ、慌ててこの部屋にすると選んだ私もいけない。1番汚れているのはトイレまでチェックしなかったため、クロスの変色が甚だしい。入居後、大家にトイレのクロス、汚れがひどいんじゃないですかねとクレーム。張り替えるという話が出て、業者さんが張り替え作業。「終わりました」と報告があり、点検してみたら、便器に座って真正面のクロスだけ新しい。他の面は古いまま。「この面だけなんですか?」「大家からの指示でそうなっています」「はあ??」と腑に落ちないまま我慢。
もしかしたら、あこぎな大家ではないかとその頃から感づくが、もう手遅れ。
退出時に大家と私で激しい闘争。
「預けた敷金だけでは足りないので、ハウスクリーニング代24万円を請求します。内訳はクロスや畳、フローリング張り替えなど細かい項目。退出時のハウスクリーニングにかかる費用は借主負担とすると契約書に書いてある」
半年にわたる言い争いでなかなか解決に至らず、私が原告で大家を被告人として裁判所で決着。判決は「賃借物が年々劣化・消耗するのは当然の前提とされており、価値減少分は借主が毎月支払う家賃に含まれており、次の入居者を迎え入れるためのハウスクリーニング費用まで借主に請求するのは二重取りになる。契約書では借主負担と記されてあっても、無効」。
それで私が24万円を負担することはなく、預けた敷金を取り戻せる結果に。
この世に非常にひどい人もいることもふまえ、契約書に書かれている負担の割合はどうなのか、納得できる内容なのか、これもアドバイス。
まあ、確かに私はハウスのソムリエはないけれど、今まで何度も失敗を繰り返しているので、二の舞にならないように、もし、自分が借りるとしたら、この物件はどうかと慎重になってしまいました・・・(笑)
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ここは東京なんですけど、サクラがきれい!
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サクラが綺麗だけど、物件は不合格。
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久しぶりに見た、大都会の夜景。山口の何もない小さな漁村に住んでいたころ、「アイランドタイムズ」の主人公みたいに、何もない青ヶ島じゃなくて渋谷とかのネオンの街に身を置いてみたい。その憧れが実現し、都心のサラリーマンになりましたが・・・・わずか数年で挫折し、今の房総、田舎暮らしに逆戻り。
根っから田舎人なので、一時はこういう大都会にあこがれるが、すぐに挫折する。
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新宿の各所に散らばっていたバス停が、このバスタに一極集中。房総の田舎町行きは小田急新宿駅のビックカメラ前だったというのに、今はこの場所。遠くなったし、不便。
まあ、頻繁に新宿に来るわけではないけれど、職場が新宿でこのバスタから少し歩くんじゃないかな。新宿って、東口から西口に行くのに駅構内を通っていれば近い。いったん改札に入って、改札を出るわけなので、140円の入場券が必要。この不便さを改善すべく、東西通路を設けるように工事中だとか・・・。