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きちんと消印は押しましょう~

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<<2017年3月31日まで あと136日(キロ)>>


 2015(平成27)年3月3日に発行された、現行120円切手は「藤」なので、藤の色を同化し、紫色の切手になっていますが・・・消印も平成3(1991)年4月20日から青紫色(厳密に言うと「錆桔梗(さびききょう)色」に変更。青紫色のインクが薄くなれば、濃い紫がかからなくなり、紫色の切手と同化しているので、まるで「消印もれ」。
 目をよく凝らして見れば、うっすらと消印がかかっているので「消印済」であることは認識できますが、多量の郵便物を取り扱う都市部では、穴が空くほど細かく切手を見ないので、未使用として取り扱われてしまいそうです。
 鉄道のキセルと同じく、受け取った人のモラルに委ねるしかないですが・・・ただ乗りならぬ、ただ送りの損害を被ることのないように、郵便局員さんはしっかりと消印を押して欲しい。仕分けを行う郵便局で消印もれに気付いていれば、引受印とは区別するため「〇〇局 消印」の小さなゴム印を押すべきです。それでも漏れていて、配達員がポストに投函する前に気付いていれば、手持ちのボールペンで〇〒 と切手に直接書き込むとか。
 もし、私が無人駅が続くローカル線の車掌さんになったとしたら、積極的に検札や無人駅での乗車券回収をして少しでも運賃の取りこぼしを防ぐ。もし、郵便物を取り扱う郵便局員になったとしたら、再利用されないようにしっかり消印を押すかもしれない。
 昭和時代の消印は・・・通常印は上下櫛のような模様がついていた。自動押印機も、和文式なら6本の長い波線に〒唐草模様。和欧文式は和暦と西暦、都道府県名のローマ字入り。切手収集家からはそういう濃い消印は切手を汚すので、何とかして欲しいと要望が相次いでいたため、櫛や唐草模様は撤去。6本の長い波線から2本の横線に変更。黒色から青紫色に変更。
 
 諸説もありますが・・・

 手紙の書くときの宛名を緑色のインクで書くと、「あなたとはもう関わりたくない!」という縁切りの意味もあります。
 赤色で宛名を書くと、ケンカを申し込む決闘状。赤色で〇〇〇〇様と書くと、「その人は死ね」という意味もあります。
 
 緑色や赤色で手紙を書くと非常に失礼なことだそうです・・・。

 基本的には、お手紙は黒色、紺色(ブルーブラック)または青で書いたほうがベター。
 青はJR西日本カラー、海の色が強く明るい青色のイメージがする青ヶ島、沖縄や小笠原の爽やかな碧い色。青は精神的沈静、興奮を鎮める作用がある色として知られています。
 
 ずっと昔ですが・・・住所や宛名も含め、全部「赤色」で書かれた手紙が届きました。な、な、なんだ!?それ!?とビックリしましたが・・・裁判沙汰になった相手からなので、かえって激高した記憶が・・・。(笑)しかし、JR九州は赤。南国らしく情熱の赤となっていますが、確かに赤は刺激の強い色なのかも知れない。仕事で赤ペンや赤鉛筆は使うことはあるけど、文字を書くことはなく、ほとんどはチェック用。赤で文字を書くとしたら、注意を引くための文言がほとんど。JR東日本は国鉄時代に開業した東北新幹線のラインカラー、自然豊かな東北の緑色を取り入れたわけですが、手紙を書くときに緑色で書くと、縁切りに。

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