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やっと亀嵩そばにありつけ

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 出雲おろち号に乗ったのは9月4日。今日は10月3日。もう1ケ月。小笠原から帰ってきて、2ケ月・・・。日ごろから多忙さに追われているうちに・・・あっという間に過ぎ去ってしまう。1ケ月なんてまだまだ先。平成30年なんてまだまだ先なんて、思っていたら、もう目の先の状態。

 亀嵩驛の開業は1934(昭和9)年。計算してみたら・・・82年の歴史を持つ駅。おそらく、駅舎としての基礎は昭和9年当時のままかと思います。

 駅舎の中にある、蕎麦屋「扇屋」さんの店内では、新聞で取り上げられた記事の切り抜きがたくさん。キハ52(今はもうJRでは全滅の形式、辛うじて生き残っているのは千葉県のいすみ鉄道)を迎える駅長さん。制帽をよく見たら、桐紋。

 内閣府でも使われている日本国の紋章。筑波大学附属聾学校のバッジもこの形。国立校だから、このような紋章。中学のときにこの紋章をしたゴールドのバッジを授与してもらったときは有難がったというのにわずか1ケ月で自らの意思で退校。根っから田舎人なので、大都会での生活に馴染めなかったかも知れない。大都市での生活を味わって、急遽田舎生活に逆戻り。今も日本一秘境の青ヶ島に憧れつつ・・・。なーにもないところだと、喧騒さも忘れさせてくれるし、いいところ尽くめ。
 日本国は桐の紋章。さて、JRでこのような紋章を使っているところはJR東海とJR九州。東海と九州はなぜか、國鐡からの承継を大切にしているのか、制帽の紋章は国鉄様式。JR四国、JR北海道も旧制帽だと、桐の紋章がついていましたが、現在はJR四国、JR北海道オリジナルを採用。四国は瀬戸大橋、北海道はでかくJRマーク。JR九州の制服を細かく見ていると、ボタンは蒸気機関車の動輪をあしらったもの。JR西日本は日本国の桐は採用されていませんが、国鉄の動輪マークは相変わらず。まず、制帽。動輪に羽が生えたようなもの。JR西日本は飛行機のようにスピーティに送り届けるという目標もあるのか、駅員さんや車掌さんが身につけているマークはほとんど羽。JR各社ごとの制服を細かく見てはどのような由来なのか分析。

 友人が座席に座るなり、迷うことなく「割子そば」を注文。私もまねて、「割子そば」を注文。後で知りましたが、亀嵩驛そばで1番お勧めするメニューは「割子そば」。基本中の基本だそうです。3段式になっていて、1段目でいただいた「つゆ」を2段目に移して、いただくシステム。

 今まで「そば」を食した中で、亀嵩驛そばが最高に美味しかったでした!!

 開業当時は出札窓口だったところ。引き出しの中は、いろんな常備券が入っているかもしれない。(常備券とはマルスやPOSなどで操作して、裏面が磁気の印字された切符ではなく、印刷所であらかじめ行先ごとに印刷されたもので薄っぺらの紙切符)

 さらに嬉しいなこと。「たばこの煙のない飲食店登録証 -島根県-」食堂内部も禁煙、隣接する待合室も禁煙。たばこは、血管がつまりやすく脳こうそくや、心筋こうそくの原因になるし、ずっと吸い続けば肺がんで死亡リスクも高い。たばこはリラックスできる効果もありますが、体内に入ったニコチンの効果が出ている間のみ。ニコチンが体内から抜け出ると、またたばこを吸いたくなる衝動にからんでしまうので、その繰り返し。そんなリスクを一生背負いたくなければ、忍耐な努力を要す「たばこ断ち」。それを乗り越えれば、ずっと無煙な環境、食事も美味しくなるし、よいこと尽くめになるのは間違いなし!!

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